まずは23日の話から。「早稲田のカフー!」――オフィスで内勤作業をしていると、衝立越しにサッカーU−22日本代表の放送が聞こえてきた。僕は、体をテレビの方に向けて「早稲田にカフーがいてたまるか! Fマリノスにさえ来ないかもしれないのに!」と一言、TBSの実況にケチをつけて仕事に戻った。

 それにしても酷いニックネームだ。U−22と言えど、日の丸を背負うほどの選手たちが、その場を盛り上げるためだけに別人にされてしまうのだから。和製ベッカムから早稲田のカフーまでいるが、音声しか聞いていない僕には、一体だれが出場しているのか、よく分からなかった。

 サッカーに限らず、この手の紹介パターンは多い。「ポスト〜」とか「〜2世」にしてもそうだ。しかし、あまりにも冒険し過ぎたニックネームを、僕は今日見てしまった……。ある格闘技団体からのプレスリリースに選手プロフィールが掲載されていた。そこに“戦うエミネム”と記されていたのだ。

 面白いけれど、無理がある……。エミネムは、熊の人形を抱いて「彼女からもらったんだ。彼女の代わりに連れて来たんだ」って言わないだろう。該当選手が出場する大会を放送するのは、なんとTBS。「戦うエミネム」のテロップが出ないことを祈るばかりだ。

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