まだ買っていないのだが、Dragon Ashのニューアルバムが出た。今、手元に欲しいと思う音源の1つだ。最近欲しい曲リストには、ほかに、いまだ発見できないリッチー・バレンス、真島昌利のブレイカーズ(後輩のフジイに手配リクエスト済み)、ジャミロクワイなんかがある。新しい音と、新しい風景なんかが、新しい感覚や言葉を与えてくれる。

 上司であり先輩でもあるN氏は、口癖のように「人に会いに行け」と言う。確かにそれもすごく刺激を受けることだし、大事なこと。特に僕のように人間関係に偏りのある人間ならなおさらに。でも、芸術に触れて1人でイマジネーションを膨らませるのも、僕にとってはとても大事。それがないと、自分にオリジナリティを感じることができないという部分もあったりする。

 音と景色とメシが良ければ、あんまり文句はねえなあ。あ、あとイイ女。うーん、そいつは贅沢だ。贅沢ならあんまり文句はねえなあ。に変更。
 2日間にわたる無断欠勤の後で、なんとか会社に行くことにしました。吐き気がします。体は楽なことにはすぐに慣れるので、全然しんどくないことがしんどく感じられます。ダルいです。何より意外にも無断欠勤なんてことができてしまった自分がウザいです。本当に惨め。

 今日はTSUTAYAで『DON QUIJOTE』(eastern youth)という一枚のCDアルバムを買いました。このバンドの歌詞にはいつも衝撃を受けるのですが、4曲目の曲目が「暁のサンタマリア」。相変わらず、すごいセンスだと思います。ところで最近『週刊ヤングサンデー』に連載中の武豊原作の「ダービージョッキー」という漫画が、その週、その週毎に今の自分にメッセージを送ってくるような内容で刺激を受けるのですが、このアルバムもやってくれました。

 5曲目の「矯正視力〇.六」ので出しは「何回だってやり直す 悲しみなんて川に捨てる 本当は内ポケットに仕舞ったままだ 仕様がないから連れて歩く 午後の陽が陰って来て 俺は目を挙ぐ 何も見ちゃいないが」。その次の6曲目は「敗者復活の歌」。さらに続く7曲目「安手の仮面と間抜けた男」の歌詞は以下のとおり。そこに答えはないけれど、僕にはとても心強く感じられます。知ってる。オレにはオレしかいねえ。オレにはオレがついてる。知ってるんだ。

 ちなみに、このアルバムではピアノとコーラスで小谷美紗子が参加してます。この人の「嘆きの雪」という歌も好きです。機会があったら聞いてみてください。溜め息止まらねえ。クソクラエ。


立ち上がって 意地になって 振り解いて行く
懈い人生 懈い安寧を
その気になって 飛び上がって 飛べぬ毎日
降り積もってカビが生えていく

午前零時 言い訳 逃げ道探し
何処へ行く?
安手の仮面を被ったままで

霧になって消えて行った面影達
後尾灯の暗い光
恥ずかしくて 情けなくて うつむく度
保身の鎧を継ぎ足して来た
塗り込んで 誤魔化した 空の色
涙ぐんで夜を待っている
「駄目なんだ 嫌なんだ」長い陰
つまらん仮面は被ったままで

街灯の白い光が歪む
何処にある?
誰かが言ってた「本当の姿」

―草葉ノ陰カラ虫ノ声―

午前零時 奴等に別れを告げろ
午前零時 間抜けた素顔のそのままで

(「安手の仮面と間抜けた男」/eastern youth)
 突然ですが、皆さんはどんな音楽がお好みですか? 僕はこれまでに2度、「音楽観」が変わりました。(作品レビューの形でこんな出だしだと「運命の作品」として紹介しているように思われるかもしれませんが、そういったものではありません。)

 1度目は小学校高学年時の夏休み、海からほど近い親戚の家でザ・ブルーハーツのセカンドアルバム「YOUNG AND PRETTY」を聴いた時だった。当時好きなコがいわゆる“マセガキ”で、流行歌を聴いては分かったようなことを言っていたのが嫌いで、音楽自体を毛嫌いしていたのだが、ブルーハーツの歌を聴いてすっかり元気付けられてしまった。そして、その時から、僕は音楽というものに興味を持つようになったのだった(小学校1年生からエレクトーンを習っていたのに)。

 そして2度目は中学生の終わり頃。ひねくれたがりの僕としては珍しく、当時は流行に従順だった。レンタルショップの人気ランキング順に借りれば満足できたほどだ。ところがある時、気に入っていたはずの曲を久しぶりに聴いた時、「もう飽きたな」という感覚をはっきりと意識した。すぐさまブルーハーツの古い曲を聴いてみたが、飽きた感じはしなかった。「嫌いでもない限り、曲を聴いていると気持ちよくなれる。だけど、自分に本当に影響を与えるのは極一部で、それはほかのものと比べて格段に大事だ!」――それからは自分に対しての賞味期限で(自分にとっての)音楽の価値を計るようになった。

 そんな中で次第に聴かなくなっていったのがB’zだった。中学の頃は親友がファンだったこともあって、よく聴いたが、やがて僕の中では「飽きるもの」に分類されていった。

 ……はずなんだけど、最近急にアルバム「IN THE LIFE」が聴きたくなって仕方がない。レンタルショップには置いていないし、販売コーナーでも見かけない。うーん……、聴きたい……。だれか、貸して下さい。

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