オレンジの卵、6個1パック。自宅での食事が少ない僕は、これまでどおりに10個入りを買うと賞味期限までに食べきれない。だから贅沢をすることにした。6個の卵は、僕に6度の至福を与えてくれる。しかし、野生の生み立てには勝てないのだろうなあ。

 そんなことを考えながら、深夜に映画を見ていた。テレビ東京が放送したのは「ダブルタップ」という韓国映画。射撃の名手が、腕利きの刑事と射撃場で勝負中、サイコ事件が発生。この際に犯人を射殺した名手が、殺人に喜びを見出し、殺し屋へ。2人が3年後に対峙するという、ありがちなストーリー。しかし、なぜか最後まで見てしまった。

 ひょっとしたら、韓国の映画では主人公が2人いるパターンが多いのではないだろうか。映画の宣伝でもこの手のパターンはよく見る。そして、僕はきっと、このパターンが意外と好きだ。米国映画でも「ヒート」は、ストーリー度外視で好き(デ・ニーロが好きということもあるけど)。

 どれが正論か。それぞれが主張し合う。貫き通す。でも、共通点はいろいろとある。触れる位置関係が違うだけ。みんな、同じことを知っている。例えば命の尊さだったり、たまごの美味さだったり。

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