これまでの「将来の夢」は、そろそろ叶えるべき時期が近付いている。24歳は、僕が昔から漠然と「最も輝ける時」をイメージする年齢だった。少しずつの手応えで満足している場合でないことは薄々感じてはいたけれど、そろそろ勝負に出る準備ができていなければいけない。今のままでは、まるで「家出してやる!」と言い放ったはいいものの、どこにも行けず数時間後に家に戻った、小学生の頃と同じだ。

『出る杭は打たれ強く』という言葉を用いた時、「その杭は、どんどん出て行かないと」と言われたことがある。人生に巻き戻しはないから、どのみち片道切符だ。ならば恐れず突き進むがいい。時はすぐに来る。いや、もう来ているかもしれない。そのチャンスを逃してはいけない。アントニオ猪木じゃないけれど「いつ、なんどき、どんな戦い」になっても、自分をぶつける準備はできていなければならない。腐れ会社からいつでも飛び立てるように、もう準備ができていなければ。

 準備はできたか。鬼は呼んでいる。「もーう、いいかい?」


誰もいないカラッポのベッド
傷口に眠る無責任な弾丸
ガンスリンガー

弱い者は助けたいけれど
臆病者はうっとおしいだけ
ガンスリンガー

置き手紙も残さないで
捨てゼリフのその代わりに
鉛の流線型

いつか空に届くような
シャレコウベの山を築く
ガンスリンガー

夜明け前に息を殺し
分け前さえ数えもせず
鉛の流線型

(ガンスリンガー/↑THE HIGH-LOWS↓)

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