戦いは突然やってくる 【11月11日(火)】
2003年11月11日 夕刻過ぎの国立競技場、僕はついにサッカーの取材に同行することができた。プロレス・格闘技の取材現場とはまた違った雰囲気に包まれ、普段より慌てながら取材の補助を行ったのだが、せいぜい0.3人前程度の成果に終わった。まあ、ある程度覚悟はしていたので、初めて単独インタビューをした時に比べれば、気分的な落ち込みは軽い。それにしても、これが直接の上長に悟られないように、休日を利用して行わなければいけないというバカげた縛りがなければ、もっといろんなことができるのにな……。
さて、今回の取材で学んだことはいくつもあるが、中でも「普段の意識」というのは、強く再確認した。言い訳になるが、3連続の徹夜明けで取材補助の決定が前夜というのは、体力的に過酷だった。準備不足のまま現場に出向いた時点で問題だが、それ以前に「そういう場合がある」という認識が弱かった。
「自分はプロレス・格闘技の担当だから」という理由で視野を狭めても、何の得にもならない。もちろん、そのジャンルの情報を仕入れることは大事だが、やはりもっと広くいろんなものを見ないと、アルバイトのスペシャリストのようになってしまうのだろう。本当の「取材力」が身についていたのであれば、この日の僕はもう少し1人前に近い仕事ができたはずだ。口でエラソーなことを言っても、体が覚えていないのであれば意味がない。それは「分かった“つもり”」の範疇を出ないのだから。
失敗を成功の母にするかどうかは、自分次第。リベンジの機会を視野に、気合い入れ直して行こう。
さて、今回の取材で学んだことはいくつもあるが、中でも「普段の意識」というのは、強く再確認した。言い訳になるが、3連続の徹夜明けで取材補助の決定が前夜というのは、体力的に過酷だった。準備不足のまま現場に出向いた時点で問題だが、それ以前に「そういう場合がある」という認識が弱かった。
「自分はプロレス・格闘技の担当だから」という理由で視野を狭めても、何の得にもならない。もちろん、そのジャンルの情報を仕入れることは大事だが、やはりもっと広くいろんなものを見ないと、アルバイトのスペシャリストのようになってしまうのだろう。本当の「取材力」が身についていたのであれば、この日の僕はもう少し1人前に近い仕事ができたはずだ。口でエラソーなことを言っても、体が覚えていないのであれば意味がない。それは「分かった“つもり”」の範疇を出ないのだから。
失敗を成功の母にするかどうかは、自分次第。リベンジの機会を視野に、気合い入れ直して行こう。
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