あけましておめでとうございます。更新を怠り気味であるにも関わらず、継続的に読んで下さっている方がいることは非常にうれしく思っています。何卒、本年も宜しくお願い致します。

 さて、皆さんは、年越しの瞬間をどのように迎えられましたか? 僕は大晦日の仕事のために3泊4日で働きどおしだったこともあり、まったくお正月の雰囲気を感じることができていません。

 そんな中、唯一、それらしいことと言えばサッカーの天皇杯決勝戦でした。会社のデスクで倒れていた身を起こすと、すでに後半でしたが、少しだけテレビで見ることができました。僕が見た時間帯では、互いに思い切りよく仕掛ける場面が多く、何よりセレッソ大阪のFW大久保嘉人のプレーが面白かった。彼はドリブル突破などで高い評価を得ているが、相手DFのファールを誘うように故意に倒れたり、審判に暴言を吐くなど、態度の面でマスコミや一般のファンから非難を浴びています。ただ、僕はそれが直ることを期待するのではなく、反対に、あえてもっと悪者になってほしいと思います。

 批判はプレーで跳ね返す。イングランドのカントナや、ブラジルのロマーリオのように「やっぱり、勝つことを優先するなら必要だ」と評価を受ける選手になってほしい。アクが強くてプレーに積極性を持てるFWに僕は期待したい。彼を批判する人は多いようだが、同じことを外国人選手がやった場合は笑って許すケースが多いのではないか。プレー中の“熱さ”では、中山雅史も元気がいいが、普段が明るくて人気者だから「サッカーになると熱いよね」程度で許されてしまう。大久保には悪者として批判を受けてでも、そのプレースタイルを変えず実力を発揮してもらいたい。

 彼は(良くも悪くも)これから育ってくる世代に、選択肢を増やすことができると思う。嫌われ者のスーパープレイヤーがいてもいいじゃないか。そこのけ、そこのけ、嘉人が通る!

<おまけ:今日の一曲>
可能性というやつを信じて あと戻りなんてしない
オレは毒ヘビなんだ しのび込んでゆくぜ
(殺しのライセンス/THE BLUE HEARTS)

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