昼前、ニュースを打ち込みながら寝てしまった体を起こして外へ出る。朝方にオープンした最寄りのローソンでジンジャーエールを探すがどこにも見当たらない。ローソンには悪いが、開店初日に僕は失望を味わった。

 昼からは仕事だ。都内のジムで取材を終えて向かった先は後楽園ホール。新日本プロレスを生で見るのは、実はこれが初めてだ。これまでNOAHや大阪プロレス、WEWなどの会場には行ったことがあるが(いずれも仕事)、最もメジャーな団体が後回しになっていた。

 新日本プロレスと言えば、小学生の頃は夕方にテレビで見て楽しんだものだ。僕のお気に入りは、武藤敬司、藤波辰巳、馳浩といったあたりだった。今ではだれも新日本のリングには上がっていない。僕の記憶に残っていて、現在も活躍しているのは蝶野正洋と獣神サンダーライガーぐらいだろう。この日、蝶野はライガーとタッグで出場したが、蝶野の暴走ファイトであっという間に終わってしまったのだが……。

 中学生になりボクシングを見始めてから、すっかりプロレスを見なくなってしまった。だから、僕の中でのイメージは、橋本真也と言えば異種格闘技戦に出ている選手、武藤は髪がフサフサ、現在の“黒の総帥”蝶野は白いパンツなのだ。今でも新日本プロレスを見ると少し懐かしい気持ちになる。それを再確認した1日だった。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索