携帯電話の進化には、いつも驚く。近年、これほど劇的に成長を遂げている機械はないのではないか。学生の頃、携帯電話の値段の高さに不満を抱いていたが、機械に詳しい先輩は「最新技術が詰め込まれた機械なのに、値段を上げられないんだから、作ってる方は大変。安いと思うよ」と反論した。その時は「そんなもんかねえ」と思っていたが、あらためて最新機種を手に取ってみると、確かにそんな気がする(説明書も2倍近く分厚くなっているような……)。

 写真撮影、動画撮影、録音、インターネット、電子メールと何でもござれ。メモリーカードまで付いている。文字変換で1文字打つと変換候補がリストアップされるのには本当に驚いた。今、僕の手元には新しい携帯電話が2機あります。1つは数日前にようやく会社から支給されたもの。もう1つは、プライベートのものが限界に達したため機種変更したもの。手に馴染んでいない機械を2つ持ち歩くと、なんだか混乱する。

 学生時代、みんなが躍起になって番号の交換する様を見ては「まるで“ポケモン”のようだ」と茶化し、新機能が話題に上がるたび「そのうち携帯電話一つであの世まで行けるようになる」とふざけて言っていたが、これは素直にすごいものになったと思う。

 あとは使いこなせるかどうかだ……。

<おまけ:昔、河合塾京都校で見つけた落書き>
明日の「名馬物語」は新宿の種馬です。

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