2日間にわたる無断欠勤の後で、なんとか会社に行くことにしました。吐き気がします。体は楽なことにはすぐに慣れるので、全然しんどくないことがしんどく感じられます。ダルいです。何より意外にも無断欠勤なんてことができてしまった自分がウザいです。本当に惨め。

 今日はTSUTAYAで『DON QUIJOTE』(eastern youth)という一枚のCDアルバムを買いました。このバンドの歌詞にはいつも衝撃を受けるのですが、4曲目の曲目が「暁のサンタマリア」。相変わらず、すごいセンスだと思います。ところで最近『週刊ヤングサンデー』に連載中の武豊原作の「ダービージョッキー」という漫画が、その週、その週毎に今の自分にメッセージを送ってくるような内容で刺激を受けるのですが、このアルバムもやってくれました。

 5曲目の「矯正視力〇.六」ので出しは「何回だってやり直す 悲しみなんて川に捨てる 本当は内ポケットに仕舞ったままだ 仕様がないから連れて歩く 午後の陽が陰って来て 俺は目を挙ぐ 何も見ちゃいないが」。その次の6曲目は「敗者復活の歌」。さらに続く7曲目「安手の仮面と間抜けた男」の歌詞は以下のとおり。そこに答えはないけれど、僕にはとても心強く感じられます。知ってる。オレにはオレしかいねえ。オレにはオレがついてる。知ってるんだ。

 ちなみに、このアルバムではピアノとコーラスで小谷美紗子が参加してます。この人の「嘆きの雪」という歌も好きです。機会があったら聞いてみてください。溜め息止まらねえ。クソクラエ。


立ち上がって 意地になって 振り解いて行く
懈い人生 懈い安寧を
その気になって 飛び上がって 飛べぬ毎日
降り積もってカビが生えていく

午前零時 言い訳 逃げ道探し
何処へ行く?
安手の仮面を被ったままで

霧になって消えて行った面影達
後尾灯の暗い光
恥ずかしくて 情けなくて うつむく度
保身の鎧を継ぎ足して来た
塗り込んで 誤魔化した 空の色
涙ぐんで夜を待っている
「駄目なんだ 嫌なんだ」長い陰
つまらん仮面は被ったままで

街灯の白い光が歪む
何処にある?
誰かが言ってた「本当の姿」

―草葉ノ陰カラ虫ノ声―

午前零時 奴等に別れを告げろ
午前零時 間抜けた素顔のそのままで

(「安手の仮面と間抜けた男」/eastern youth)

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