仕事で後楽園ホールに足を運んだ。リングサイドで戦評を書いていたのだが、選手の名前がコールされると右手に巻きテープが直撃! 試合が始まると、血しぶきがノートやパソコンにびっしり……。でも、文句はねえ。

<おまけ:自作詩「拳闘者(2000年ヴァージョン)」>

拳に込めた反逆者の詩は、
赤い断末魔を呼ぶ呪文。

夢と現実のスロット賭博に
過去と未来が連続交差。

ルールは誰かが決めた。
リールは自分で決めた。

孤独と栄光。
まさにロシアンルーレット。

遠吠え交じりの歓声の中、
無責任な弾丸が飛ぶ。

ルールは誰かが決めた。
レールは自分で決めた。

震える足に鞭打つ腕もそのままに
拳闘者は、立ち上がる

薄れゆく意識の中で
無の境地が呼びかける。

「汗と涙と血と血と血。」
「汗と涙と血と血と血。」

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