光陰矢のごとし。一人暮らしを始めてから今年で7年目になる。8年前まで愛用していたにも関わらず、すっかり忘れていたものがある。ラジオ。おそらく自分の部屋にテレビがある状態になってから、聞かなくなってしまったのだろう。引越し後、テレビ線を繋いでいないため、地震情報が知りたくてラジオを点けた。何年もラジオを聞いていない生活を送ってきたと気付いたのは、その時だった。コンポにはラジオ局の周波数の設定がされていなかった。

 僕がラジオを聞き始めたのは、小学校の高学年の頃だった。当時人気だったTBSの番組『岸谷五朗の東京レディオクラブ』を欠かさず聞いていた。番組内の人気コーナー「ボンビー君」や「そりゃなしだろ」の本も買ってしまうぐらいの“ハマり”ようだった。中学2年になる春休みに京都へ引っ越したが、それでもしばらくの間は954khzの雑音に耳を傾けたものだ(残念ながらほとんど聞き取れない)。

 恵俊彰の担当コーナー「黒背広の男」も好きだったし、木曜日のエロネタも好きだった。あの番組は、いつどのように終わったのだろうか。最後まで聞けなかったのが、ちょっと心残りだ。

<おまけ:どうでもいい情報>
ちなみに、岸谷五朗と奥居香が知り合ったのは、この番組。岸谷五朗が、奥居香プロデュースのシングル『あの鐘を鳴らせ』でCDデビュー。歌は大したことはなかった……。

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