“葦毛の怪物”オグリキャップが、笠松競馬に戻って来た。経営難で競馬場が続々と姿を消している公営競馬に明るい話題だ。再建を図る岐阜県の笠松競馬が、種牡馬生活を引退していたオグリキャップを呼び寄せて、ファンにお披露目したという。

 オグリキャップは、笠松競馬でデビュー。その後、中央競馬に移籍してGI戦線で活躍した。残念ながら、僕が競馬に興味を持った時には、すでに引退した後だったので、詳しくは知らない。ただ、テレビでオグリの子ども(オグリホクト)が特集されていたのは覚えている。

 昨年11月、北海道・新冠のCBスタッドで、真っ白な馬体を遠くから眺めた。それが、オグリキャップだった(繋養先は「優駿スタリオンステーション」)。もう20歳という高齢(日本ダービーに出走する馬は3歳)だが、できるだけ長く元気でいてもらいたいものだ。笠松の競馬ファンは「オグリキャップの感動をもう一度」と思ったに違いない。

 地方競馬には「地元の雄」という感覚がある。笠松のライデンリーダー、岩手のメイセイオペラなど、オグリキャップの後も、地方競馬出身の馬が中央で活躍する度に競馬界は盛り上がった。だからこそ、今年頑張ってほしい馬がいる。今夏も杉本清アナウンサーの「あなたの、そして私の夢が走ります」というセリフが聞けるはずだが、その時、僕はコスモバルクを応援したい。成り上がりものの夢を乗せて、栄光に向かって突っ走れ。

<おまけ:サイト紹介>
「地方競馬情報サイト」
http://www.keiba.go.jp/index.html

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