深夜、サッカーの欧州チャンピオンズリーグ決勝を見るべく、4月の引越し後初めてテレビ線を繋いだ。前に住んでいたところよりも鮮明に映ったのが嬉しかった。しかし、日本時間の午前3時半にキックオフすると同時に、僕は睡魔と戦わなければならなかった。

 試合は、開始早々にACミランがマルディーニのゴールで先制。それはさすがにハッキリと覚えている。しかし、その後、僕の知らない間に後半が始まっており、スコアは3−0と広がっていた。ところが、リバプールのジェラードがヘディングシュートで1点を返すと、リバプールが立て続けに3点を奪って同点に。ここも3点連続で見た。しかし、今度は延長戦の前半終了まで記憶がなくなり、次のシーンでは、リバプールの優勝を伝えるアナウンサーの絶叫と番組のエンドロールしか残されていなかった。

 リアルタイムなのにダイジェストニュースを見た気分のまま、僕は六本木の会社に向かうのだった。

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