5円あれば、チロルチョコが買えるらしい。小銭が話題に上る度、だれからともなく聞かされた。僕はチロルチョコにさほど魅力を感じないので、5円あってもどうということはない。だが、これが30円になるど話が変わるのである。もちろん、チロルチョコを6コ買えるなどという話ではない。

 今日、コンビニエンスストアでロッテの「ビックリマンチョコ」を見つけた。僕が小学校の低学年から中学年の頃、一大ブームを築いたヒット商品がリバイバルされたという。知らない人のために書いておこう。ウエハースチョコレートのお菓子であり、味もさることながら、おまけに付いているアニメキャラクターのシールが流行したのである。試しに3つほど買ってみると「シャーマンカーン」やら「サタンマリア」など、恐ろしいぐらいに懐かしい名前に遭遇した。

 当時、僕らにとっては、どんなシールを持っているかがステータスだったと言っても過言ではない。当時価値の高かったものをリバイバルしているようなので、今ではきっと普通に遭遇するのだろう。だが、当時ならば「あの人は、シャーマンカーンを持っているらしい」というような具合で名が広まるぐらい価値があったものだ。なにせ、この1枚のシールが5000円とかで取り引きされてしまい、中学生などが恐喝事件を起こしたりもした。

 30円あれば、ビックリマンチョコが買える! どうも、その感覚は僕の体の中に潜在しているようだと感じた、そんな1日だった。

コメント

nophoto
ヒロ
2005年12月4日20:05

ビックリマン!超なつかしい!復活してるんだ〜。
小学3年生だった当時、男の子たちと必死になって集めてた記憶があります。あたるのは「お守り」ばかり。。。
友達は有名な天使をたくさんもってて、
「牛若丸」を交換してもらったときは、うれしかったあ!
いまの「ビックリマン」は「ポケモン」だよね。

hedgehog
hedgehog
2005年12月6日3:23

>ヒロさん

 初コメント、ありがとうございます。スーパーゼウスが出ません(爆)。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索