真夜中の東北道中 【1月19日(木)】
2006年1月19日コメント (1)
冷凍庫から出てきたかのようにつららだらけの車両。アイススケート場のように凍った駅のホーム。駐車場では、車が雪だるまごっこ――21時、青森県の八戸駅で見たのは、そんな光景だった。静かな夜に細やかな雪が降る様は、まさに「しんしんと」と表現するにふさわしかった。
この日、夕方に東京駅を出発して向かった先は、青森県の弘前。実は21日に八戸で仕事があるのだが、その前に連続休暇が入ったので、一足早く現地入りして1日だけでも旅を楽しもうという魂胆だ。まずは「天守閣が現存する全国12の城」のうちの1つで、最北端にある弘前城を見ようというのが、八戸を通り越して弘前までやって来た理由である。
諸事情があってこの日は夕方に東京駅を出ることになったため、弘前に到着したのは夜の23時過ぎとなった。東北新幹線「はやて」と特急「つがる」を乗り継いでやってきた弘前の駅前もまた静かだった。大通りの脇に降り積もった白い雪を踏みつつ、予約を入れたビジネスホテルへ向かうと、信号機を前にして違和感を覚えた。大通りを横切るために信号が赤から青に変わるのを待っていたのだが、横断歩道が見当たらない。いや、ないはずはない。道が真っ白で見えないのだ。
真夜中に東北道中を抜け、僕は“雪国”に降り立った。
この日、夕方に東京駅を出発して向かった先は、青森県の弘前。実は21日に八戸で仕事があるのだが、その前に連続休暇が入ったので、一足早く現地入りして1日だけでも旅を楽しもうという魂胆だ。まずは「天守閣が現存する全国12の城」のうちの1つで、最北端にある弘前城を見ようというのが、八戸を通り越して弘前までやって来た理由である。
諸事情があってこの日は夕方に東京駅を出ることになったため、弘前に到着したのは夜の23時過ぎとなった。東北新幹線「はやて」と特急「つがる」を乗り継いでやってきた弘前の駅前もまた静かだった。大通りの脇に降り積もった白い雪を踏みつつ、予約を入れたビジネスホテルへ向かうと、信号機を前にして違和感を覚えた。大通りを横切るために信号が赤から青に変わるのを待っていたのだが、横断歩道が見当たらない。いや、ないはずはない。道が真っ白で見えないのだ。
真夜中に東北道中を抜け、僕は“雪国”に降り立った。
コメント
雪国での自動車運転は本気で命がけです。
実家の方でも雪が凄くて、車運転できませんでした。
あ、大雪に見舞われないように気をつけてくださいねw