ジャッパ汁→大間のトロ→酸ヶ湯温泉 【1月20日(金)】
2006年1月20日
気分最高である。文句がない。
この日はフリーなので、遊び放題に遊んだ。朝は弘前城観覧。しかし、真っ白な雪が降り積もった場所に「〜〜跡」の案内看板を見ても、一体どこからどこまでの何がそうであるのか不明だった。なぜか本丸の資料館も空いておらず、ひとしきり周回するのみだった。江戸時代の天守閣を現存しているとは言え、建物にさほど見るべきところはなく、どちらかと言えば城を取り囲む多くの樹木の方が趣があるようだった。なるほど、この城は春に訪れるべき箇所である。城廻の後は、スナオに教えてもらった土産物屋「ねぷた村」を軽く覗いて、郷土料理店へ。ここで朝食兼昼食に、名物「ジャッパ汁」と「りんごごはん」をいただいた。鱈のアラや白子を使ったジャッパ汁は、渋い料理で美味しかった。それからまたしばらく雪の中(車道はあるが、歩道はないも同然)を散策し、喫茶店へ。りんご焼きのアイスクリーム添えとコーヒーをいただく。それにしても「落雪注意」の看板が至るところに見受けられる。冬の東北では全家屋の屋根に007がいるようだった。
さて、昼には弘前を後にして青森へ。ここでは特に目的はなかった。目的地への経由地点であり、立ち寄れば何かを思いつくかと考えていたのだが、駅を出た僕を迎えたのは吹雪だった。ロシアに訪れた大寒波の余波を受けているとも言われる今冬。本日は「大寒」である。迎えのバスが来るまでにはまだ2時間ほど余裕があったが、この状況下では遠出はできない。朝食・昼食の分量がやや少なかったことから、ここでは寿司屋で時間を潰すことにした(旅に出ると気風が良くなり、贅沢になるのです)。そして、ここでうわさの「大間のまぐろ」を発見してしまった。津軽海峡にある大間岬のマグロは、1匹数千万の値が付く。そして、そのほとんどが築地へ運ばれる。地元でも置いているところは多くないという。上にぎりとシャコ、赤貝を食した後で、大間マグロのトロを握ってもらった。「白い」「大きい」「甘い」。食べ終わった後しばらく、お茶を飲むのを拒んだほど、極上の味わいだった。
夕方には温泉旅館の無料バスに乗って、酸ヶ湯へ。ロックバンド「Quesera Spunky Roars」のギター、スナオが青森出身なので、そこから情報を仕入れたところ「オレより、ベースのコンドウが温泉マニアで泉質とかにもうるさい。そのコンドウが酸ヶ湯はいいと言っていた」という、思わぬ情報とともに教えてくれた場所である。まず、八甲田山中にある旅館の構えがいい。硫黄の匂いがいい。真っ白な景色がいい。部屋もいい。部屋食もかなりいい。そして、温泉最高。湯上りは、ぐっすり。さて、明日からは仕事だ(本当はこれからが本番!)。
この日はフリーなので、遊び放題に遊んだ。朝は弘前城観覧。しかし、真っ白な雪が降り積もった場所に「〜〜跡」の案内看板を見ても、一体どこからどこまでの何がそうであるのか不明だった。なぜか本丸の資料館も空いておらず、ひとしきり周回するのみだった。江戸時代の天守閣を現存しているとは言え、建物にさほど見るべきところはなく、どちらかと言えば城を取り囲む多くの樹木の方が趣があるようだった。なるほど、この城は春に訪れるべき箇所である。城廻の後は、スナオに教えてもらった土産物屋「ねぷた村」を軽く覗いて、郷土料理店へ。ここで朝食兼昼食に、名物「ジャッパ汁」と「りんごごはん」をいただいた。鱈のアラや白子を使ったジャッパ汁は、渋い料理で美味しかった。それからまたしばらく雪の中(車道はあるが、歩道はないも同然)を散策し、喫茶店へ。りんご焼きのアイスクリーム添えとコーヒーをいただく。それにしても「落雪注意」の看板が至るところに見受けられる。冬の東北では全家屋の屋根に007がいるようだった。
さて、昼には弘前を後にして青森へ。ここでは特に目的はなかった。目的地への経由地点であり、立ち寄れば何かを思いつくかと考えていたのだが、駅を出た僕を迎えたのは吹雪だった。ロシアに訪れた大寒波の余波を受けているとも言われる今冬。本日は「大寒」である。迎えのバスが来るまでにはまだ2時間ほど余裕があったが、この状況下では遠出はできない。朝食・昼食の分量がやや少なかったことから、ここでは寿司屋で時間を潰すことにした(旅に出ると気風が良くなり、贅沢になるのです)。そして、ここでうわさの「大間のまぐろ」を発見してしまった。津軽海峡にある大間岬のマグロは、1匹数千万の値が付く。そして、そのほとんどが築地へ運ばれる。地元でも置いているところは多くないという。上にぎりとシャコ、赤貝を食した後で、大間マグロのトロを握ってもらった。「白い」「大きい」「甘い」。食べ終わった後しばらく、お茶を飲むのを拒んだほど、極上の味わいだった。
夕方には温泉旅館の無料バスに乗って、酸ヶ湯へ。ロックバンド「Quesera Spunky Roars」のギター、スナオが青森出身なので、そこから情報を仕入れたところ「オレより、ベースのコンドウが温泉マニアで泉質とかにもうるさい。そのコンドウが酸ヶ湯はいいと言っていた」という、思わぬ情報とともに教えてくれた場所である。まず、八甲田山中にある旅館の構えがいい。硫黄の匂いがいい。真っ白な景色がいい。部屋もいい。部屋食もかなりいい。そして、温泉最高。湯上りは、ぐっすり。さて、明日からは仕事だ(本当はこれからが本番!)。
コメント