家族 【2月10日(金)】
2006年2月10日 伯父の通夜に参列するため、東京駅から特急に乗る。京都から上京した妹と久々に会った。
大原に着くと、亡くなった伯父の兄がおふくろとともに迎えに来てくれた。
おふくろは、4人兄妹。上から男、男、女、女で、亡くなったのは二男だ。
おふくろの実家へ行くと、3人の兄妹が顔を揃えていた。
長男夫婦の2人の息子も家に戻ってきた。子どもの頃、親に連れられて来た時の光景が蘇る。
大きなくくりで僕らは家族だった。今でも親族だが、もはや関わりは強くない。
顔を合わせることも数年に一度になった。僕も伯父には長いこと会わないままだった。
大学に入学してから、僕はずっと一人暮らしを続けている。実家に長い期間で帰ることもない。
通夜へ行くと、亡くなった伯父の孫が走り回っていた。知らない所で家族が増えていた。
家族の輪から遠ざかる日々を暮らしているが、人間本来の、家族というものの在り方を感じた。
夏の度に訪れたおふくろの実家。それは、僕が最も家族を感じる場所だった。
祖母はまだ健在だ。祖母がいて、長男がいて、その息子がいる家。
そして、みんなが戻ってくる家。今は遠ざかっているけれど、忘れちゃいけない温かさ。
伯父が死んでもなお、バカ話で笑う力を失わない。その力は、大きい。
大原に着くと、亡くなった伯父の兄がおふくろとともに迎えに来てくれた。
おふくろは、4人兄妹。上から男、男、女、女で、亡くなったのは二男だ。
おふくろの実家へ行くと、3人の兄妹が顔を揃えていた。
長男夫婦の2人の息子も家に戻ってきた。子どもの頃、親に連れられて来た時の光景が蘇る。
大きなくくりで僕らは家族だった。今でも親族だが、もはや関わりは強くない。
顔を合わせることも数年に一度になった。僕も伯父には長いこと会わないままだった。
大学に入学してから、僕はずっと一人暮らしを続けている。実家に長い期間で帰ることもない。
通夜へ行くと、亡くなった伯父の孫が走り回っていた。知らない所で家族が増えていた。
家族の輪から遠ざかる日々を暮らしているが、人間本来の、家族というものの在り方を感じた。
夏の度に訪れたおふくろの実家。それは、僕が最も家族を感じる場所だった。
祖母はまだ健在だ。祖母がいて、長男がいて、その息子がいる家。
そして、みんなが戻ってくる家。今は遠ざかっているけれど、忘れちゃいけない温かさ。
伯父が死んでもなお、バカ話で笑う力を失わない。その力は、大きい。
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