そりゃないよ、タケウチさん 【3月20日(月)】
2006年3月20日 会社の向かいの席で、先輩であるタケウチさんの声がした。
探していた誰かを見つけたようだったが……。
「あ! なんか用事があったんだけど」
「思い出します!」
もはや、誰も「思い出してから声かけろよ」とさえもツッコミはしなかった。
小学生の頃、授業中に先生が「この問題、分かる人」と言い、
僕を含めた大勢が手を上げて「はい! はい!」と言っていた時の光景を思い出した。
先生から指名を受けたのは、当時僕が一番仲良くしていたアベという友だちだった。
右手を大きく上げてアピールしていたアベは、先生から指名を受けるなり即座に立ち上がった。
「はい!」
「分かりません」
あまりに真顔だったため、後で聞くと「待っている間に何を言うか忘れた」のだそうだ。
君たち、幸せやね。
探していた誰かを見つけたようだったが……。
「あ! なんか用事があったんだけど」
「思い出します!」
もはや、誰も「思い出してから声かけろよ」とさえもツッコミはしなかった。
小学生の頃、授業中に先生が「この問題、分かる人」と言い、
僕を含めた大勢が手を上げて「はい! はい!」と言っていた時の光景を思い出した。
先生から指名を受けたのは、当時僕が一番仲良くしていたアベという友だちだった。
右手を大きく上げてアピールしていたアベは、先生から指名を受けるなり即座に立ち上がった。
「はい!」
「分かりません」
あまりに真顔だったため、後で聞くと「待っている間に何を言うか忘れた」のだそうだ。
君たち、幸せやね。
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