Quesera Spunky Roars 【4月13日(木)】
2006年4月13日コメント (2)「オレたちが、“渋谷・屋根裏のキング・オブ・ルーキー”ケセラ・スパンキー・ローズです」
ステージの真ん中に立った男の宣戦布告は、そんな言葉だった。
コミカルなバンドの後に、ロカビリーテイストの混じったロックが鳴り響く。
最近は以前と違い、雰囲気からはじき出されることが少なくなった。
妙な恥じらいや、貧弱なプライドや、薄っぺらい芝居や、パニックに陥った言い訳が消えた。
彼らは、1つの世界を作り出し、空間を飲み込む。デカい口の中に入った気分になると、気持ちいい。
いつか同じ場所でライヴを見た時に、こう思ったことがある――「渋谷の町ごと飲み込め」
飲み込まれた者には、もはやその世界の大きさは分からない。だが、確かに以前とは桁違いである。
何の根拠もないのだが「確かに」と書ける感覚がある。彼らはきっと、アーティストになったのだと思う。
地下室を出た後、降り落ちる雨粒の一つ一つに、聞き取れない早口で言う。
「屋根裏のルーキーどころの騒ぎじゃねえさ」
文句なし。以上。
ステージの真ん中に立った男の宣戦布告は、そんな言葉だった。
コミカルなバンドの後に、ロカビリーテイストの混じったロックが鳴り響く。
最近は以前と違い、雰囲気からはじき出されることが少なくなった。
妙な恥じらいや、貧弱なプライドや、薄っぺらい芝居や、パニックに陥った言い訳が消えた。
彼らは、1つの世界を作り出し、空間を飲み込む。デカい口の中に入った気分になると、気持ちいい。
いつか同じ場所でライヴを見た時に、こう思ったことがある――「渋谷の町ごと飲み込め」
飲み込まれた者には、もはやその世界の大きさは分からない。だが、確かに以前とは桁違いである。
何の根拠もないのだが「確かに」と書ける感覚がある。彼らはきっと、アーティストになったのだと思う。
地下室を出た後、降り落ちる雨粒の一つ一つに、聞き取れない早口で言う。
「屋根裏のルーキーどころの騒ぎじゃねえさ」
文句なし。以上。
コメント
よかったとです(笑