抽象的な言葉 【4月27日(木)】
2006年4月27日 抽象的な言葉には、利点と欠点がある。
利点は、複雑な要素が絡むイメージを、全体像で伝えることができるところだ。
世界で一番短い手紙のやり取りは「?」と「!」だったという逸話があるが、
この場合の2つの記号は、まさに多くの要素を含む全体のイメージをつないだわけだ。
反対に欠点は、意味する焦点をぼかすところで、相手には伝わりにくくなる。
日本人ビジネスマンが多用する外来語は、これによるところが大きいのだろう。
オフィスにいると、コンサバだとか、フィックスだとか、アテンドだとか、アサインだとか、
異様なほどに外来語を取り入れている(このオフィスに外国人は1人もいない)。
格好のついた言葉を用いることで、イメージの共有を相手方にうったえるわけだが、
これでは、相手がその気にならなければ、何のことだかさっぱり伝わらない。
おおよそ、利点を用いる人物は確信犯であり、欠点を用いる人物は表現の失敗からの逃走犯である。
僕は、前者がいい。後者に憧れはない。
利点は、複雑な要素が絡むイメージを、全体像で伝えることができるところだ。
世界で一番短い手紙のやり取りは「?」と「!」だったという逸話があるが、
この場合の2つの記号は、まさに多くの要素を含む全体のイメージをつないだわけだ。
反対に欠点は、意味する焦点をぼかすところで、相手には伝わりにくくなる。
日本人ビジネスマンが多用する外来語は、これによるところが大きいのだろう。
オフィスにいると、コンサバだとか、フィックスだとか、アテンドだとか、アサインだとか、
異様なほどに外来語を取り入れている(このオフィスに外国人は1人もいない)。
格好のついた言葉を用いることで、イメージの共有を相手方にうったえるわけだが、
これでは、相手がその気にならなければ、何のことだかさっぱり伝わらない。
おおよそ、利点を用いる人物は確信犯であり、欠点を用いる人物は表現の失敗からの逃走犯である。
僕は、前者がいい。後者に憧れはない。
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