世の中には、いろんな「スーパースター」がいる。だけど、支持率を考えると、だれも彼には勝てないと思う。彼の名前は宗教になっていて、最近では「ダヴィンチ・コード」なんていう本や映画で、彼の伝記が人気を博している。

 久しぶりに美術館へ行った。「連れて行かれた」と言った方が正確だが、嫌いじゃない。やはり、スーパースターを描いた絵の神々しさといったら、すさまじいものがある。

 オレはスターになったことはないけれど、あいつは結構大変なんだと思う。あの世にいるんだか、この世に“復活”したんだか何だか分からないけど、まあ会うことがあったら、朝マックぐらいは奢ってやりたいもんだ。あいつの名の下に、いったいどれだけの人間が命を奪い奪われているのか。あいつの悲しさは計り知れない。

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