「好き・嫌い」っていうのは、理由にはなり得るが、「好き・嫌い」に理由はない。

 ちょっと分かり辛いかもしれないけれど、これは僕の持論。好きだから、嫌いだからという理由は成り立つけれど、〜だから好きとか〜だから嫌いというのは成り立たない。なぜなら、好きだから〜が好きであり、嫌いだから〜が嫌いなのだから。

 分かりやすい例を一つ。僕はAさんが好きである。なぜなら可愛いから。これは成り立たない。可愛くても好きではない相手もいるはずだ。反対に、ブサイクでオシャレさがなくて体型も美しくないBさんが、なぜか可愛く思えてしまう。なぜなら、好きだから。これは成り立つのだ。

 ここまで話しておいて、それとは少し矛盾するかもしれない「最近思うこと」を書いておく。僕は思うようになった。「笑い声の気に入らない奴は、どうにも好きになれそうにない」と。それは理由ではあり得ないはずなのだが、致命的に思えてならない。

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