サッカーのワールドカップが開幕した。ホスト国のドイツは、開幕戦でコスタリカに競り勝った。サッカーを見始めて15年弱で出来上がったドイツ代表のイメージは“骨太な中心軸とハイテクの翼”。フィジカル能力の高い選手が多い中、ところどころにテクニックのある選手が紛れている。過去のドイツ代表には、メラーやヘスラーといったテクニックのあるMFがおり、リトバルスキーは小柄ながらウイングとして活躍した。そして、僕が最も好きな選手は、サイドバックの位置から恐ろしいほど正確なセンタリングを上げたブレーメ。FKも得意だった。キック1本で魅了するこの選手は、プレーをする際の憧れでもある。

 さて、今大会のドイツでは、小柄でテクニックを生かした選手が大会初ゴールを決めた。左サイドバックのラーム。彼のプレースタイルも好きだが、ドリブルの印象が強いのでキック一本というイメージではない。むしろ、逆サイドのシュナイダーこそが、僕の好きなスタイルの体現者だ。残念ながら、開幕戦のプレーに特筆すべき点はなかったが、中心的存在のMFバラックが注目される中、僕はラームやシュナイダーを中心にドイツを見たいと思う。

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