1498年にコロンブスが発見した2つの島は現在、トリニダード・トバゴという1つの国として知られている。サッカーのワールドカップは第2日を迎え、この国のイレブンが強国スウェーデンを相手に健闘を見せた。それは、試合を見た者がサッカー界のコロンブスになるような話であるのかもしれない。

 サッカーに対する知識を多少は持っていると自負する。しかし、トリニダード・トバゴのサッカーと言われても、元マンチェスター・ユナイテッド(イングランドの強豪クラブ)のドワイト・ヨークを擁することぐらいは知っているが、それ以上のイメージが湧かない。それでも、明日からはこの試合を思い出すことができるだろう。

 技術がなくとも、歴史がなくとも、彼らはサッカーを通じて戦う姿を見せることができた。こんな試合を、東洋の島国にも見せてもらいたいのだ。世界中のサッカーファンをマルコ・ポーロに仕立て上げられたら、最高だね。

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