すべてを出し尽くした後 【1月3日(水)】
2007年1月3日 今日も駒沢陸上競技場で高校サッカーを観戦しました。日記用に一つピックアップしたいのは、室蘭大谷(北海道)の戦いぶりです。できることは全部やった上でのPK戦負け。報われてほしかったのですが、敗れてしまいました。競技場を訪れた方は、一体どんな気持ちで試合を見ていたのでしょう。
「巧い選手はいないか」「すごいプレーが見られないか」「どちらが勝つか」「あの選手はどんな顔をだろうか」
いろいろな興味があると思います。僕の注目は「だれが自分自身の100%を超えるか」です。ちょっと伝わり辛いでしょうか。僕はさまざまなパフォーマンスを能力と表現のパーセンテージに分けて考えています。簡単な例を出しましょう。100の能力を持つAさんの90%と、60の能力を持つBさんの150%。数字にすると、同じ90ですが、僕は後者に期待をかけているわけです。僕の評価を良い意味で裏切ってほしいと思っているのです。
この日の室蘭大谷は100%を出せていたと思います。敗れたからには、選手は満足できません。しかし、僕は本当に胸を張ってほしいと思いました。100%を出し尽くして敗れることは、なかなかできるものではないと思うからです。パーセンテージの高いパフォーマンスを、僕は「立派」と表現しています。この日は、第2試合の静岡学園(静岡)も立派でしたが、やり切ったという意味では、第1試合の室蘭大谷に一票投じたい気持ちです。
僕はまだまだ生きるつもりですし、「生きているうちから死んだ後のことを考えるのは行儀が悪い」(三代目魚武濱田成夫)の言葉についても肯定的です。ですが、人間はやはりいつ何時死んでしまうか分からないと思います。病弱で苦しんでいる人よりも前に、車にひかれるかもしれません。これは冗談ではありません。その時、僕は自分の人生のパフォーマンスのパーセンテージが高かったかどうかだけが、心残りになるかならないかの重要な分岐点だと思っています(子どもが生まれたりすると違うのかもしれませんが)。また、そんな価値観で生きたいと思っています。
今日の僕は何%だろうか。残念ながら100%ではないような気がします。でも、昨日よりは力を出せたように感じています。これこそが、今の僕の最大の生き甲斐です。他人から見たら寂しいかな? 僕は楽しいんだけど(笑)。
<おまけ>
年末に買い換えた携帯電話には、アプリケーションゲームが付いています。携帯電話でゲームなんてしないと思っていましたが、ハドソンの「桃太郎電鉄」が面白くて、移動中にピコピコと遊んでいたりします。ゲーム中に“スリの銀次”というキャラクターがいるのですが、荒川静香のモノマネで「カネウバウアー」というセリフを言ったりするのが、妙にツボでした。以上。
「巧い選手はいないか」「すごいプレーが見られないか」「どちらが勝つか」「あの選手はどんな顔をだろうか」
いろいろな興味があると思います。僕の注目は「だれが自分自身の100%を超えるか」です。ちょっと伝わり辛いでしょうか。僕はさまざまなパフォーマンスを能力と表現のパーセンテージに分けて考えています。簡単な例を出しましょう。100の能力を持つAさんの90%と、60の能力を持つBさんの150%。数字にすると、同じ90ですが、僕は後者に期待をかけているわけです。僕の評価を良い意味で裏切ってほしいと思っているのです。
この日の室蘭大谷は100%を出せていたと思います。敗れたからには、選手は満足できません。しかし、僕は本当に胸を張ってほしいと思いました。100%を出し尽くして敗れることは、なかなかできるものではないと思うからです。パーセンテージの高いパフォーマンスを、僕は「立派」と表現しています。この日は、第2試合の静岡学園(静岡)も立派でしたが、やり切ったという意味では、第1試合の室蘭大谷に一票投じたい気持ちです。
僕はまだまだ生きるつもりですし、「生きているうちから死んだ後のことを考えるのは行儀が悪い」(三代目魚武濱田成夫)の言葉についても肯定的です。ですが、人間はやはりいつ何時死んでしまうか分からないと思います。病弱で苦しんでいる人よりも前に、車にひかれるかもしれません。これは冗談ではありません。その時、僕は自分の人生のパフォーマンスのパーセンテージが高かったかどうかだけが、心残りになるかならないかの重要な分岐点だと思っています(子どもが生まれたりすると違うのかもしれませんが)。また、そんな価値観で生きたいと思っています。
今日の僕は何%だろうか。残念ながら100%ではないような気がします。でも、昨日よりは力を出せたように感じています。これこそが、今の僕の最大の生き甲斐です。他人から見たら寂しいかな? 僕は楽しいんだけど(笑)。
<おまけ>
年末に買い換えた携帯電話には、アプリケーションゲームが付いています。携帯電話でゲームなんてしないと思っていましたが、ハドソンの「桃太郎電鉄」が面白くて、移動中にピコピコと遊んでいたりします。ゲーム中に“スリの銀次”というキャラクターがいるのですが、荒川静香のモノマネで「カネウバウアー」というセリフを言ったりするのが、妙にツボでした。以上。
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