坂本博之 【1月6日(土)】
2007年1月6日 坂本博之がボクシング界を引退する。この日行われたラストマッチをテレビで見た。“平成のKOキング”は、もういなかった。リングには、明らかにまともには動けない体を引きずって戦うボクサーがいた。言って良い言葉か分からないが、印象としては痛々しかった。彼は自分のスタイルにこだわった。そしてきっと、そのせいで彼は勝つことができなかった。僕はそう思っている。でも、彼は自分のスタイルに価値を見出していた。だから後悔はないのかもしれない。そうだと良いと、心から思う。
僕は一人のボクシングファンとして、彼にはもう少し可能性の広がるスタイルを模索してもらいたかった。そして、世界のタイトルを獲ってもらいたかった。そうはならなかったけれど、それでも彼自身に後悔がないのなら、たとえ結果が伴わなかったとしても、それで良いのだと思う。「損をする生き方」だとしても、自分が納得のいく決断をするべきだと、あらためて思う。ボクシングでは期待に応えてもらえなかったが、その生き様を見せてくれたことには感謝したい。お疲れ様でした。
<おまけ>
畑山隆則との一戦は、とても良い試合でした。機会があれば、ぜひ多くの人に見てもらいたいものです。
僕は一人のボクシングファンとして、彼にはもう少し可能性の広がるスタイルを模索してもらいたかった。そして、世界のタイトルを獲ってもらいたかった。そうはならなかったけれど、それでも彼自身に後悔がないのなら、たとえ結果が伴わなかったとしても、それで良いのだと思う。「損をする生き方」だとしても、自分が納得のいく決断をするべきだと、あらためて思う。ボクシングでは期待に応えてもらえなかったが、その生き様を見せてくれたことには感謝したい。お疲れ様でした。
<おまけ>
畑山隆則との一戦は、とても良い試合でした。機会があれば、ぜひ多くの人に見てもらいたいものです。
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