その昔、電話が普及し始めた頃、電線に荷物をくくりつけて送ろうとした人がいたという話を読んだことがある(もちろん、本当かウソかは知らない)。

 今や携帯電話を用いない日はないぐらい、電話は日常的なツール(道具)だ。そして、僕らは電波にさまざまな声を乗せて送る。声には、気持ちが乗っかっている。気持ちには、想いが乗っている。気持ちや想いがたくさんあるほど、僕らはよく喋る。必死に電線に気持ちをくくりつけようと頑張っているわけだ。

 電線にくくりつけられた荷物よ、無事に届け。

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