タイへ行くのだという。ほとんどの人がもう終わったと思っている、彼の夢を求めて。ビクトル・ラバナレスにへし折られた天狗鼻や、薬師寺保栄を殴って折れた拳や、ダニエル・サラゴサに思い知らされたキャリアの差の悔しさや、ウィラポン・ナコンルアンプロモーションに奪われかけたプライド、時が積み重ねた年齢――そのすべてを背負って。辰吉さん、行ってらっしゃい。オレはいつでも、あんたの勝つところが見たいんだ。

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