バスケットボール日本女子代表の試合を見に行ったのだが、ハーフタイムのパフォーマンスで珍しいものを見た。コートに登場したのは、早稲田大学の男子チアリーディングチーム。高く連なってやぐらを形成し、その頂点から後ろ向きに落下する動きは迫力があり、やぐらの周囲では連続で側転や宙返りを見せてスピード感を演出していた。

 以前にテレビ番組で男子の新体操を見たことがあるが、チアリーディングは少し違った性格を持つ。彼らは演技者であるだけでなく応援者でもある。動きながらも笑顔を絶やさず、掛け声を通じて観客にアピールしていた。

パフォーマンス自体は「男子チアリーディング」の響きほど違和感はない。しかし、「レッツゴー、ニッポン」の掛け声が、後ろにハートマークが付くようにしか聞こえなかったことが気がかりだ。終盤の劇的逆転3ポイントで勝ったから良いものの、どうか日本の行く末を案じなくてもよい掛け声をお願いしたいものだ。

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