今日は、会社の引越しでした。自分の部屋も会社もダンボールだらけで、落ち着きません。会社はマスコミ関係なので、業務を停止させるわけにはいかないので(サッカー日本代表戦、見ていないのですが、どうでしたでしょうか?)、僕を含めた編集チームは仮引越しで別棟に移動。引越し作業完了まで、仮オフィスで仕事をすることになります。

 そして、早速終電の時刻を迎え、会社を出ようとしたのですがドアが開かない。なにやら特別な出方があるらしいのですが、よく分からずビル内を迷走しました(ちなみに同僚のタケウチさんは、レストランの厨房に迷い込んだそうです。ゴキブリか?)。「なんだ、こりゃ。どっから出られるんだよ〜」と嘆いていると、エレベーターから女性の声。「ここから地上に出られますよ」

 地上へ出る? とにかく終電までに駅へ着きたいので“うんうん”と頷いて、案内してもらいました。そして、エレベーターは地上へ。なんと、別の建物から出ることになっていたのです。分からないワケだ。

 引越し完了まで、あと数日。まだ2回ぐらいは迷子になりそうな勢いだ。
 まだガスが通ってません。シャワーは付いたけど、お湯が出ません。ガス会社、頑張ってくれ。僕がいる時間に来てくれ。3月末まで休みを増やすことはできない。ダンボールだらけの部屋に不便が充満しています。
 他人の活躍が妬ましい時、素直に喜べない時。それは自分が充実していないことを体感する瞬間だ。

 日本テレビ系列「電波少年的放送局企画部 トキワ荘」で頑張る“ブルー丸山”が、目標に辿り着いた。人気お笑い番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」の企画にFAX形式ながら参加できるようになったという。丸山は、僕の後輩ユウの親友だ。ユウがドラムを叩いているロックバンド「ELEGANT CHAOS」のLIVEでも、よく顔を合わせるし、多少は話もする。この前会った時はトキワ荘の第1部を卒業し、第2部を控えていた時期。丸山は「“ガキの使い”の企画に参加できるようになったら、すごい」と言っていた。彼はそこへ到達した。素晴らしいことだ。喜ばしい!

 しかし、僕にはどこか引っかかる部分がある。彼に対してではなく、自分自身に対して。最近、僕は仕事に楽しみを感じなくなっている。否定したいが、正直なところだ。以前は欲しくもなかった休日が欲しい。いわゆるストレスなのか、とにかくイライラするばかりの時間が多いように感じる。そんな状態で、彼のように目標を超えて行くことが出来るか?

 何かが足りないのか、何かが余分なのか。「昨日は読むもの、明日は書くもの」の教えを生かすべく、諦めずに探ることにしよう。そしてまた、もうすぐ始発電車が動き出す。あらゆる行動の裏にしっかりと意志を込めろ。流されるな、こなすな。オレはガキの使いじゃない。


<参照リンク>

ELEGANT CHAOS
http://www002.upp.so-net.ne.jp/hedgehog/elegant_chaos/elegant_chaos.html

電波少年的放送局企画部 トキワ荘
http://www.ntv.co.jp/tokiwa/

ダウンタウンのガキの使いやあらへんで
http://www.ntv.co.jp/gaki/
 1週間前、後楽園ホールの通路で大男とすれ違った。男は数人に支えられるようにして、ゆっくりと通路を歩いた。そして、うっすらと笑みを浮かべ、光の射すホールに設けられたリングを覗いた。

 その日、僕は初めてWEWのプロレスを観た。WEWは、多くの団体を渡り歩いた冬木弘道が立ち上げたプロレス団体で、エンターテインメント性を強く押し出したスタイルで知られている。最近ではAV女優同士が対戦したことも話題となっていた。
http://www.sanspo.com/fight/top/f200211/f2002110504.html
(参照先:サンケイスポーツ)

 メーンイベントの直前、場内のスクリーンに映像が流れた。控え室からの生中継だ。団体タイトルをかけたタッグマッチだが、片方のチームがどうにも拍子抜けだった。王座防衛に意気込むチームに対し、挑戦者側の一人は「勝てねえよ。無理だよ」と弱気につぶやいた。試合が始まり、そのレスラーは不利な状況に追い込まれた。しかし、そこからパイプイスを使った反則攻撃で形勢逆転。その時、そのレスラーが叫んだ。

「勝てっかもしんねー!」

 面白かった。そのほかにも、パートナーがカウントされるのをカットするために乱入してきた選手が、フォールしているレスラーを攻撃するのではなく、カウントしているレフェリーの手を直接止めてしまったり、4WAYタッグマッチ(2人1組が4組参加のバトルロイヤル戦)では“タッチ返し”の応酬で結局、同じ選手ばかりがやられたり。

 そんな面白いエンターテインメントプロレスを確立してきた“理不尽大王”冬木弘道が19日、42歳にしてこの世を去ってしまった。「リングの上で死にたい」と癌に冒された体で、一日限りの外出許可をもらって来場。“最後の一戦”電流爆破マッチを申し入れていた相手、橋本真也からオファー受諾の返事を取り付けた。僕と冬木がすれ違ったのは、その少し後のことだった。まさか、1週間後に訃報を聞くとは思いもしなかった。ご冥福をお祈りします。そして、頑張れWEW!

爆笑《冬木弘道の歴史》
http://www95.sakura.ne.jp/~tetsuo5181/huyuki02.htm
(参照先:冬木弘道公認WEWファンサイト)
「勉強がもっと面白いものだったらなあ……」そんなことを考えたことが一度はあると思います。例えば、ちょっと緊張する“テスト”にふざけた問題があったなら、思わず楽しくなってしまう。記号選択の問題を正解していくと、カタカナの記号がある言葉に並ぶ。中学生の時に、この問題と出会った時は、それ体感することが出来ました。これと同じアイデアを用いた教師がいたようですが、「使用上の注意」を怠りましたね。(「期末試験の解答欄、逆に読むと生徒からかう文言」――参照先:YOMIURI ON-LINE)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030306i308.htm

 教師は大変だ。例えば、女子高生が痴漢の被害にあったとする。犯人がフリーターならニュースにはならないが、教師ならば社会問題として扱われる。犯罪内容との相性もあるが(ひき逃げなら無免許の若者の方がニュースになるし、傷害事件なら格闘家の方が大きく扱われる)、教師は特にターゲットにされやすい。模範的社会人であることを通常以上に義務付けられているのだ。

 ところで、今回の事件に関して最も興味深いのは、揶揄された生徒の回答。果たして、ユーモアで返すだけの余裕があったかどうか。遅刻の多さを指摘された生徒が「ゴメンナサイ」と回答していれば、及第点。「テストニカカナイデ」だったら、満点だろう。

 教師は、せめて自らを揶揄する問題も含めておけば良かった。罰せられる者がいたならば、自分が無関係でも一緒に罰を受けてやる。その理想を体現する心構えこそ、冒頭の「使用上の注意」だ。だから見落としてはいけない。この記事には、教師が起こした事件よりはるかに大きな問題が記述されている。

「取り返しのつかないことをしてしまった。今後は信頼回復に努めたい」――一緒に謝った校長先生、諦めてはいけない。信頼回復のためには、取り返す覚悟がきっと必要です。


《それらとは無関係に今日の一言》
あの街この街デスマーチ
http://www.teichiku.co.jp/artist/hyakke/cn26710.html
 帰りたいのに、帰れない。あ、誕生日終わった……。そんな感じで24歳になりました。昔から漠然と「一番、油の乗る年齢」とイメージしていた年です。まだまだ、弱っちい悩みや甘ったるい怠惰で足踏みしたりもしますが、一日一歩、何かしら前進したいと思います。


子供の頃から憧れてたものに なれなかったんなら 大人のふりすんな 第1希望しか見えないぜ 不死身のエレキマン
(「不死身のエレキマン」/↑THE HIGH LOWS↓)
 今日は、これからエレガント・カオスのLIVEに行って来ます。何度も足を運ぶようになり、目新しさはなくなって来ました。その反面で何を得ることが出来るのか。それが今の楽しみです。

 ところで、彼らの曲は定期的に聴けるから良いのですが、実はオーディオ機器が片っ端から故障して苦しんでいます。↑THE HIGH-LOWS↓の最新アルバムも買っていません。発売日に欠かさずCD屋で購入していた頃からは考えられない話です。

 しかし、そんな時に限ってフィーバーが……。注目アーティストが一斉にアルバムを発売します。2月23日、「加爾基 精液 栗ノ花」。3月5日、「其処カラ何ガ見エルカ」(eastern youth)。3月5日、「SABRINA HEAVEN」(thee michelle gun elephant)。

 ※帰宅後、余裕があれば本日のLIVE音源をホームページ上にアップしたいと思います。お楽しみに。
「格闘技 田村の弟子が1本勝ち」

 例えば、こんな見出しがあったとしよう。一般には「田村亮子の弟子が柔道で1本勝ち」という意味で捉えるのだろう。これを「U-FILE CAMP・田村潔司の弟子、中村が総合格闘技デモリションで1本勝ち」と解釈する人は、どれぐらいいるのだろうか。少し問題のある見出しだ。

 一つの世界にばかり触れていると、言葉の常識的意味が捻じ曲がることもある。格闘技で「田村」と言えば、田村亮子>田村潔司のはずだが、少々マイナーな格闘技が好きな人なら記号が逆転するのだ。こんなことは以前にもあった。

 高校時代に競馬にハマった。当時は、有名な競走馬の血統図も次週の馬柱表も頭の中に入っていた。競馬を覚えれば騎手の名前も覚える。武豊や岡部幸雄はもちろん、専門誌でしか見ないはずの彼らのニックネームまで記憶してしまう。そんな中で発見したのが、松永幹夫を指す「ミッキー」。知った時は唖然としたが、いつしか僕の中で「ミッキー」は「ミッキーマウス」ではなく「松永幹夫」になっていった(そんなふうに呼んだことはないけれど)。

 皆さんもこんな経験があるのではないでしょうか。「ボブ」は髪型? サップ?
 某議員さんの取材で衆議院議員会館へ行きました。議員会館の向かい側には国会議事堂があるのですが、実は小学校の社会科見学で中に入ったことがあります。貴重な経験でした。

 テレビで見る議員席には入れませんでしたが、ぐるりと周囲から見ることが出来て、興奮した覚えがあります。中でも一番の思い出は、国会中継でもよく映る、会話をメモする人たちの仕事「速記」です。

 実際に速記者にお願いすることが出来て、簡単に「国会議事堂、○○○○(本名)」と言うと、言い終わる時には、すでに書き終えているという速さには驚いたものです(速記専用文字で書かれてもまったく読めないことにも後から驚きましたが)。

 速記をしてもらった紙は、今でも保管してあります。インクが少しにじみ、紙がふやけた後で固くなっているのは、僕の人生における初の国会議事堂訪問がやはり雨天だったから。小学生は編集記者に変わっても雨男は雨男。懐かしい思い出です。
 今日は、ちょっとした募集告知です。僕は現在、個人的に書き上げた詩やコラムを読んでもらうためのホームページ【BLUE-HEDGEHOG】を管理・更新していますが、このほかにもう一つ、【横浜Fマリノスに思ふこと】というJリーグ横浜F・マリノスの応援サイトを管理・更新しています。このホームページでは、日々のニュースやコラムを更新しています。

 そこで、【横浜Fマリノスに思ふこと】の運営協力者を募集します。具体的にどんな人を探しているかと言うと、(1)ニュースを探し出してくれる人、(2)練習や試合の写真を撮ってくれる人、(3)ホームページの更新を手伝ってくれる人、です。お力添え下さる方がいましたら、以下に記したアドレスのBBSにその旨を書き込んで下さい。質問等だけでも結構ですので、お気軽に。

【横浜Fマリノスに思ふこと】
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Rodos/8592/index.html

 日記を読みに来て下さったのに、こんな内容で申し訳ありません。あまり良いネタがなくて……。会見開始15分前に「(取材に)行って来て」って言われたことぐらいかな(笑)。せめて、あと10分早く言ってくれれば(会見開始に)間に合ったのに……。そして、明日はなんと鎌倉まで取材に行きます。取材対象については、書けませんが。
 営団地下鉄千代田線で僕はドキドキしていた。見てはいけないものを見てしまったかのように。座席から視線を上へやると中吊り広告が目に入る。そこには、病院にでも行かない限り読むことのない雑誌「女性自身」が紹介されていた。

 『検証・だから私は「内臓」を選ぶ』

 『検証・だから私は「内職」を選ぶ』の見間違いでした。ビックリしたなー、もう!
 WEBで新聞記事を読み漁っていたところ、「デンマーク代表フェアプレー、わざとPK外し紳士的敗戦」のタイトルに惹かれた。サッカーの国際親善試合「デンマークvsイラン」において、前半終了直前に観客が笛を吹いたため、それを主審の笛と聞き間違えた選手がボールを手で持ったためにPKが宣告された。しかし、デンマークのオルセン監督はキッカーに「外せ」と指示。キッカーを務めた主将のビーゴルストも指示に従って意図的にPKを外した。主将のコメントは「イランの選手は何が起きているのか分かっていなかった。それにつけこむのは不公正だ」と掲載されている。試合結果はイランが後半2分のPKを決めて1−0で勝利している。この記事には、最後にデンマーク代表が02年W杯で来日した際のエピソードも加えており、心の温まる内容に仕上がっている、良いニュースだった。

 しかし、僕の頭に残された、この温かいニュースを食い尽くすような写真が現れた。5人の僧侶がエレキギターを担いでいる。タイトルには「僧侶5人、ロックバンドで布教アピール」とある。さらにマイッタのは、バンド名「シャクソン・ファイブ」。米国の人気グループ「ジャクソン・ファイブ」に「釈尊」を掛けたものであると紹介されている。う〜む……。“ギター担当者は「高齢者介護施設で演奏をした際は、涙を流したおばあちゃんがいたよ」と話す”とも書いてある。う〜む……。ロックなのか? それよりも、ブルーとかレッドとかで5人だったら怖いなあ……。僧侶戦隊「シャクソン」!とかね(爆)。
 立ち技総合格闘技の「K−1」の中量級戦線「K-1 WORLD MAX」が面白いことになるかもしれない。今日(26日)行われた新日本キックボクシングの興行でメインイベンターを務めた武田幸三(治世館)が、ワンマッチ限定ながら参戦の可能性が生まれたことを明らかにした。武田は、タイの国技ムエタイのタイトルを制したことのある超実力者だ。ムエタイの歴史上、外国人(タイ人以外)の王者はこれまでに4人しかいない。そこに名前を連ねただけでも十分にすごいが、武田は現在、さらに外国人選手による2階級制覇という前人未到の偉業に挑戦している。

 そして、武田が以前より対戦を希望してきた相手こそ「K-1 WORLD MAX」で最も活躍している日本人選手、魔裟斗なのだ。ワンマッチともなれば、当然狙うは魔裟斗。夢のカードに期待が膨らむ。K−1中量級は、ヘビー級に比べると注目度に劣るが、このカードが実現すれば、見逃すにはあまりに惜しい一戦になるだろう。武田幸三。立ち技格闘技に興味をお持ちの方は、その名前を今からでも知っておくべきだと僕は思う。

 以下、武田幸三選手の参考資料となるサイトをご紹介します(参照先は、いずれもスポーツナビ)。

・03年01月26日 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200301/26/index.html
・02年09月22日 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200209/kak_sn_020924_1800.html
・02年07月27日 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200207/27/020727_atop.html
・02年05月26日 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200205/26/020526_atop.html
・ムエタイ王座奪取  http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200201/ZZZHY3LPJ1D.html
 皆さん、こんばんは。またも更新が滞りがちで(毎度閲覧して下さる方は特に)申し訳ありません。毎日、帰宅次第、書き始めてはいるのですが、あれこれと書いているうちに寝てしまい、仕事の時間を迎える日々であります(なので、ほとんどの日について2行ずつぐらいは書いてあったりします。デスクトップに散乱するテキストファイルたち……)。

 さて、こんな時間(1時30分)に日記を書いていますが、まだ勤務中です。「始発まででいいから」という意味不明な発言を受けて、久々の徹夜作業になりました。

 明日の10時、僕はスパイクを履いて上井草のグラウンドに立っている予定なのですが、作業を終えて自宅に戻るのに1時間、自宅からグラウンドまでが1時間……。正直、帰りたいです……。
 「週刊ヤングサンデー」(小学館)をコンビニエンスストアで立ち読みしていましたが、これも巻頭グラビアでお腹いっぱい。仲根かすみ、可愛い……。

 な〜んてネタで終わろうとしたが、帰宅してテレビを点けると「電波少年的放送局企画部放送作家トキワ荘」(日本テレビ系列)の放送をやっていまして、そこに見たことのある顔を発見。ブルー丸山(22歳)。

 ブルー丸山のトキワ荘は、いつまで続くのでしょうか。そして、どんな終焉を迎えるのだろうか。僕は今住んでいる●●●●荘を3月で出ることが決まっています(古いので立て替えるみたい)。

 どこどこ行くの〜?
 「週刊少年マガジン」(講談社)をコンビニエンスストアで立ち読みしていましたが、巻頭グラビアでお腹いっぱい。仲根かすみ、可愛い……。
 全国高校サッカー選手権の決勝は昼過ぎに国立競技場で行われ、千葉県代表の市立船橋高校が3連覇を狙う長崎県代表の国見高校を1−0で下して優勝した。

 試合の始まりは、3連覇を狙う国見が攻勢に出た。中盤の柴崎、渡邊、そして前線の松橋は特に興味深いプレーを見せつけた。市立船橋の不利は否めなかった。松橋と渡邊がドリブルで突破を図り、ボールが宙に浮けば長身のFW平山が制した。国見の先制ゴールは時間の問題かと思われたが、意外にも前半40分を終えた時点の結果はスコアレスドローだった。市立船橋はよく耐えた。しかし、賞賛されるべきは耐え切ったという結果に留まらない。彼らは守備を余儀なくされながらも失点の危機感より得点意欲を強く持つことを忘れずに続けた。その隠されたベクトルは、ハーフタイムを経て向きを変えると目に見えるものになった。

 後半は開始早々から前半とは打って変わって、市立船橋が怒涛の攻撃を展開する。しかし、国見には昨年末の天皇杯では国士舘大学を破り、Jリーグ王者のジュビロ磐田とも対戦した経験がある。たやすく崩れる牙城ではない。後半19分、市立船橋が左サイドから中央へ放り込んだクロスボールも当然のごとく国見のDFにクリアされた。ところが、そのボールが市立船橋の右サイドMF小川の前に転がった時だ。彼の右足は弓と化し、前半戦で絞りに絞った弦が自由を得ると、放たれた矢は勢いよく国見ゴールへと突き刺さった。

 その後の国見は、まさかのダウンを喫した王者が焦ってポイントを取り返しにかかるように市立船橋を攻め立てた。中盤の底から効果的な配球をしていた柴崎を攻撃的MFの兵藤と配置交代させ、残された時間内により多くのシュートチャンスを求めた。市立船橋は、国見が本来の形を崩しながらも繰り出す左右のパンチに対し、避けるのではなく押し返す作戦を選択した。それでも国見の押しが強く、幾度となくCKの場面を迎えた。時間的に大会得点王は間違いない平山が、DFの巻が次々とヘディングシュートを打ち込むもついにネットを揺らすことは出来ず、国見は一矢に倒れた。

 試合内容を改めて振り返っても、実力では国見が一枚上だった。勝利に喜ぶ市立船橋の姿には、ほのかに奇跡の臭いがした。それは同じ「奇跡」でも、“象をも倒す”ハードパンチャーとして無敵を誇ったジョージ・フォアマンに攻めさせるだけ攻めさせて、自らはロープにもたれることで疲労を避け、終盤にスタミナの差を生かして反撃する“ロープ・ア・ドープ”なる巧みな戦術をこしらえたモハメド・アリが起こした『キンシャサの奇跡』ほどは仕組まれた香りがせず、自然体だ。試合後、決勝点を挙げた小川は「ボールが良いところへ転がって来たから、思い切り蹴ったら入った。良かった」と素直に語った。あの鋭い弾道は偶発的なのか必然的なのか。しかし、どちらにせよ、陶酔に足る美しい流れ星そのものだった。
 「ELEGANT CHAOS」年明け1発目のLIVEに行って来ました(下北沢 GARAGE)。僕の記憶によれば、トリを務めたのは今回が初めて。見たこともない客の顔が並ぶ中、久々の「ファミコンパンク(のテーマ)」からスタートした。僕は、Fine Pix S602を手に画像、動画の撮影に励んでみました。写真撮影は、LIVEへの影響も考えてストロボなしで臨みたかったのですが、やはり機能的に限界がありました。

 LIVE自体は、僕からは緊張しているようにも見えたのですが、本人たちはすごく楽しく行えたようで、LIVE後の顔は充実感に溢れていました(ベースのフジイ“8メガ・オブ・ザ・イヤー”マサクニには可愛い彼女も出来たようで。良かったな!)。ドラムのサトウ“キャスター・マイルド”ユウが言うには、僕のお気に入りでもある「空走距離」は、より高みに行くために磨いている途中だとか。03年もELEGANT CHAOSのLIVEに出来るだけ足を運びたいと再確認した1日でした。

 撮影した写真は、コチラ(PCでしか閲覧できません)! なお、動画も撮影しましたが編集の仕方が分からないのでアップしません(ファイルが重いから)。動画編集の方法を知っている方、教えて!

写真1:http://www002.upp.so-net.ne.jp/hedgehog/images/030109_chaos_live_1.jpg
写真2:http://www002.upp.so-net.ne.jp/hedgehog/images/030109_chaos_live_2.jpg
写真3:http://www002.upp.so-net.ne.jp/hedgehog/images/030109_chaos_live_3.jpg
写真4:http://www002.upp.so-net.ne.jp/hedgehog/images/030109_chaos_live_4.jpg
 ただいま! ようやく東京に(正確には神奈川だけど)戻って来ました。元日の夜に京都の実家を出発してから約1週間。長崎→博多→熊本→鹿児島→佐多岬(本州最南端)→別府と九州を渡り歩き、楽しかったのですが体には披露と風邪が残ってしまいました。

 旅行記は、これから作成します。アップ次第、ここでもお知らせするので、ぜひ見て下さい。
 02年、皆さんはいかがでしたか? 僕は決まらない就職活動に始まり、2月にアルバイトを始め、夏過ぎには事実上の倒産を経験するなどしながらも、どこか意識が安定期に入ってしまったことに気付いて、そこからどうするか。そんなところで1年の終わりを迎えます。契約上の問題で1月からはアルバイトではなく、契約社員になりますが(3カ月契約時給制)、それは何も前進の意味を持つものではありません。今の僕にとっての前進。それは何より、謙虚かつハングリーな姿勢に立ち戻ることだと思っています。そこで03年のテーマは「出直し」とします(何も年で区切って新たに、とする必要はないですけどね、本当は)。

 この日記の更新も気合いを入れ直したいと思うのですが、いきなり1週間ほど更新が止まります(笑)。というのも僕は現在、京都の実家に帰省中なのですが、明日(元日)の夜に長崎行きの夜行バスに乗り込むのを皮切りに旅に出ます。そのため、ネット環境から離れてしまうというわけです。現在も実家のPCを使用しているため、MSNのhotmail以外のメールは確認できません。もしも、「返信がないぞ!」という方がいましたら、そんな理由となっていますので、何卒ご了承ください。

 それでは皆さん、よいお年を。そして、03年も宜しくお願い致します。 Takaya“hedgehog”Hirano

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