カイチのオヤジ 【12月6日(火)】
2005年12月6日「有馬記念、見に行きたいなあ」という友人が、周りに数人いる。今年は無敗三冠馬のディープインパクトも出走予定で、一層話題を呼ぶだろう。僕は学生時代に一度、有馬記念を観に行ったことがある。
レース前夜、僕とミタケは東西線の行徳という駅に向かっていた。当日は飲み会があり、酒が飲めない僕は相当にグロッキーな状態で行徳駅に到着し、とりあえずトイレでリバースしておいた。行徳に向かったのは、小説を読んだり書いたりするのが好きだという、いかにも文学部にふさわしい友人カイチの家に泊まるためだった。
カイチは実家住まいで、僕らが着くとご両親も迎えてくれた。そして、カイチのオヤジさんはいきなり言った。「君、実家は?」「京都です」「京都の人間がそんな頭をしちゃイカンだろう」「え?」
僕の髪は硬く、少し短くするとツンツンとした格好になる。僕は小学校の5年生から、そんな性質を生かした髪型を愛用しているのだが、カイチのオヤジさんはニヤリと笑いながら「その髪型じゃダメだ」と言い始めた。どうやらカイチは、オヤジさんに僕の情報を相当吹き込んでいたらしく、ユーモアのあるオヤジさんは待っていましたとばかりに僕をからかっていたのだ。
ぐったりしながらも、せっかく陽気に話しかけてくれているオヤジさんに悪いと思い、僕は眠りたい体にムチを打った。そして、たっぷりとオヤジさんとバカ話を楽しんだ。
翌朝、中山競馬場に向かう準備をしていると、オヤジさんはカイチにこう言った。「おい、カイチ。何かなくなったものがないか確認しておけ」。
盗ってへんわい!
レース前夜、僕とミタケは東西線の行徳という駅に向かっていた。当日は飲み会があり、酒が飲めない僕は相当にグロッキーな状態で行徳駅に到着し、とりあえずトイレでリバースしておいた。行徳に向かったのは、小説を読んだり書いたりするのが好きだという、いかにも文学部にふさわしい友人カイチの家に泊まるためだった。
カイチは実家住まいで、僕らが着くとご両親も迎えてくれた。そして、カイチのオヤジさんはいきなり言った。「君、実家は?」「京都です」「京都の人間がそんな頭をしちゃイカンだろう」「え?」
僕の髪は硬く、少し短くするとツンツンとした格好になる。僕は小学校の5年生から、そんな性質を生かした髪型を愛用しているのだが、カイチのオヤジさんはニヤリと笑いながら「その髪型じゃダメだ」と言い始めた。どうやらカイチは、オヤジさんに僕の情報を相当吹き込んでいたらしく、ユーモアのあるオヤジさんは待っていましたとばかりに僕をからかっていたのだ。
ぐったりしながらも、せっかく陽気に話しかけてくれているオヤジさんに悪いと思い、僕は眠りたい体にムチを打った。そして、たっぷりとオヤジさんとバカ話を楽しんだ。
翌朝、中山競馬場に向かう準備をしていると、オヤジさんはカイチにこう言った。「おい、カイチ。何かなくなったものがないか確認しておけ」。
盗ってへんわい!
親分 【12月5日(月)】
2005年12月5日 とても大事なことを忘れていた。それは、ガンバの優勝を書きそびれたことでもなく、家賃を払いそびれたことでもない。親分にお祝いの電話をするのを忘れていたのである。
東京育ちでガンバと阪神を応援するDaichi親分に、1日遅れで電話をしてみた。なんと、親分は数年前から横浜FCのサポーターになったという。確かに横浜FCも応援していたけど、やっぱり一本にしたんですねえ。
そして親分は、僕からの電話を受けた時もフットサル中だと言っていた。元気で何よりっす(笑)。
東京育ちでガンバと阪神を応援するDaichi親分に、1日遅れで電話をしてみた。なんと、親分は数年前から横浜FCのサポーターになったという。確かに横浜FCも応援していたけど、やっぱり一本にしたんですねえ。
そして親分は、僕からの電話を受けた時もフットサル中だと言っていた。元気で何よりっす(笑)。
宮本の男泣き 【12月4日(日)】
2005年12月4日 焼き鳥界のハンバーグについて書いていたら、宮本の男泣きに触れるのを忘れてしまった。世のサッカーファンにとって昨日という日は、焼き鳥自慢の日記を読む日ではなく、Jリーグ最終節のドラマを楽しむ日だったはずだ。最終節に5チームが優勝の可能性を持って臨むという、スリリングな1日を歓喜で終えたのは、ガンバ大阪だった。終盤にチームの調子が落ち、最終節を前にしてセレッソ大阪に首位の座を明け渡していただけに「報われた」感の強い優勝劇だった。
キャプテンの宮本は、試合終了と同時に男泣き。チームの生え抜き、そして主将という立場。負傷をおしての出場。感動の要素は多くあるが、僕はリーグ戦の途中に届いた海外チームからのオファーを断ったことを思い出した。好条件ではなかったという理由もあっただろうが、宮本は「チームの大事な時期。今は、このチームで優勝したい」と公式ホームページの日記に書いていた。
自分を見失わない男が報われて良かった、というのが僕の感想である。
キャプテンの宮本は、試合終了と同時に男泣き。チームの生え抜き、そして主将という立場。負傷をおしての出場。感動の要素は多くあるが、僕はリーグ戦の途中に届いた海外チームからのオファーを断ったことを思い出した。好条件ではなかったという理由もあっただろうが、宮本は「チームの大事な時期。今は、このチームで優勝したい」と公式ホームページの日記に書いていた。
自分を見失わない男が報われて良かった、というのが僕の感想である。
焼き鳥界のハンバーグ 【12月3日(土)】
2005年12月3日 夕方、ふらっと下北沢へ買い物に出かけた。再開発が問題になっている町だが、僕は今のゴタゴタ感が好きな人間の一人である。細々とした道を歩き、雑貨屋の「タバサ」へ行くと、後輩のサトウユウが働いてい(るふりをしてい)た。一人でメシを食うのもつまらないので、仕事を終えたユウと焼き鳥屋「駅」に向かった。
この店は、会社の先輩であるカガブ君に教えてもらい、以前に一度来たことがある。ササミの焼き加減が絶妙で非常に美味かったのだが、カガブ君曰く「つくね食べなかったの? ダメだよ、あそこへ行ったらつくね食べないと」とのこと。つくねを食べなかった僕としては、もう一度来る必要があったと言ってもいい。そんなわけで、ユウとつくねを頼んだのが、これは確かに絶品。「焼き鳥界のハンバーグ」と言ったのはユウだが、まさしくそんな感じだった。しそと軟骨、レモンに導かれて味わうつくねは、最高に美味かった!
この日記を読んでいる稀少な人たちには、ぜひ味わってみてほしい。だが、「ぜひ行ってみてください」とは書きたくない。「ぜひ一緒に行きましょう」。
<おまけ>
雑貨屋「タバサ」を経営するスタジオ・トムスの店員さんのブログ
http://studio-toms.seesaa.net/category/510543.html
この店は、会社の先輩であるカガブ君に教えてもらい、以前に一度来たことがある。ササミの焼き加減が絶妙で非常に美味かったのだが、カガブ君曰く「つくね食べなかったの? ダメだよ、あそこへ行ったらつくね食べないと」とのこと。つくねを食べなかった僕としては、もう一度来る必要があったと言ってもいい。そんなわけで、ユウとつくねを頼んだのが、これは確かに絶品。「焼き鳥界のハンバーグ」と言ったのはユウだが、まさしくそんな感じだった。しそと軟骨、レモンに導かれて味わうつくねは、最高に美味かった!
この日記を読んでいる稀少な人たちには、ぜひ味わってみてほしい。だが、「ぜひ行ってみてください」とは書きたくない。「ぜひ一緒に行きましょう」。
<おまけ>
雑貨屋「タバサ」を経営するスタジオ・トムスの店員さんのブログ
http://studio-toms.seesaa.net/category/510543.html
フィギュアスケート 【12月2日(金)】
2005年12月2日 嫌いな人間が持つ面白い部分を、君は楽しめるか。僕は親父が嫌いだが、ひとつ面白いことを言ったのを今でも覚えている。
「フィギュアスケートってのは、なんで縦には回らないんだ? できるだろ?」
安藤美姫や浅田真央(繰り返して書くが、中村勘九郎にそっくりだ!)の活躍ぶりは、テレビでもよく伝えられているが、2回転や3回転と腰をひねっているのは見たことがあっても、縦に回っている映像は見たことがないだろう。
親父の一言は、目からウロコだった。後に競技ではなくエキシビションで男子選手が前方宙返りをしたのを見たことがある。しかし、競技ではだれもやらないところを見ると、おそらく禁止されているのだろう(危険過ぎるからだろうか)。
フィギュアスケートは、エキシビションの方が面白い。トリノ五輪で僕が期待しているのは、日本人選手のメダル獲得に留まらない。世界トップレベルの技術を持った選手たちのエキシビションがまた見たい。
「フィギュアスケートってのは、なんで縦には回らないんだ? できるだろ?」
安藤美姫や浅田真央(繰り返して書くが、中村勘九郎にそっくりだ!)の活躍ぶりは、テレビでもよく伝えられているが、2回転や3回転と腰をひねっているのは見たことがあっても、縦に回っている映像は見たことがないだろう。
親父の一言は、目からウロコだった。後に競技ではなくエキシビションで男子選手が前方宙返りをしたのを見たことがある。しかし、競技ではだれもやらないところを見ると、おそらく禁止されているのだろう(危険過ぎるからだろうか)。
フィギュアスケートは、エキシビションの方が面白い。トリノ五輪で僕が期待しているのは、日本人選手のメダル獲得に留まらない。世界トップレベルの技術を持った選手たちのエキシビションがまた見たい。
師走 【12月1日(木)】
2005年12月1日 いよいよ12月に突入した。これから1月の中旬まで、日本ではサッカーのイベントが盛りだくさんだ。天皇杯、トヨタカップ、高校サッカー。ほかに全日本女子選手権やJユースカップもある。忙しいとか言っている間に終わってしまうのは、オレは嫌だ。何かをつかんでいたい。
ちょっとあれ見な エースが通る
優れ者ぞと 街中騒ぐ
蝶々サンバ ジグザグサンバ
あいつの噂でチャンバも走る
ちょっとあれ見な エースが通る
優れ者ぞと 街中騒ぐ
蝶々サンバ ジグザグサンバ
あいつの噂でチャンバも走る
無神論者、神に会う 【11月30日(水)】
2005年11月30日 ある世界で神様と呼ばれる人に会った。
だれかが何かを言えば「それは違わないだろうか、本当だろうか」と疑いたくなる性分である。しかし、時々“気持ちが見える(ような気にさせる)”人物もいる。今日、仕事で会った人はそんな人物の一人。2006年になれば、世の中はますます彼の言動に一喜一憂する。うまくいかなければ、彼は戦犯扱いを受けるだろう。それでも、彼なりの筋道はきっと通っていることだろう。
だれかが何かを言えば「それは違わないだろうか、本当だろうか」と疑いたくなる性分である。しかし、時々“気持ちが見える(ような気にさせる)”人物もいる。今日、仕事で会った人はそんな人物の一人。2006年になれば、世の中はますます彼の言動に一喜一憂する。うまくいかなければ、彼は戦犯扱いを受けるだろう。それでも、彼なりの筋道はきっと通っていることだろう。
古奈屋 【11月29日(火)】
2005年11月29日 かっぱえびせんのカレーうどん味を発見。しかも、そのパッケージには、僕が六本木勤務時代に愛用していたカレーうどん屋『古奈屋』の文字が書かれていた。当然、買った。開けた。食べた。
確かに古奈屋のルーの味だ。だが、古奈屋は、やはりカレーうどんの店であって、かっぱえびせんカレー味の店ではないようであった。
確かに古奈屋のルーの味だ。だが、古奈屋は、やはりカレーうどんの店であって、かっぱえびせんカレー味の店ではないようであった。
箱庭 【11月28日(月)】
2005年11月28日 会社が六本木から汐留に移ってからしばらく経つが、ここにも「かつくら」や「古奈屋」がある。やはり、箱庭に入れられた気がしてならない。早く築地探索に取り掛からなければ。
JC 【11月27日(日)】
2005年11月27日 サッカーや野球は、日本人選手の移籍に伴って海外のリーグが日本の注目を浴びるようになった。競馬も、もう少しそんなふうになればいいのになあと思ったりする。今日はGI「ジャパンカップ」が行われた。海外の競走馬が日本で走る時、これまで背負ってきた負担重量を比較材料にするというのが僕の手法。これまでもジャパンカップに出走した海外馬のチョイスは間違っていない。が、なぜか日本馬が当たらない。今日の馬連馬券も、あえなく1着―3着の組み合わせとなってしまった。2着ハーツクライ……因果な名前だな。
野心 【11月26日(土)】
2005年11月26日 ボクシングの亀田の試合を見て、野心が蘇った。その間にあるのは、日記を書こうとした手が自発的にコラムを書き始めたことだ。あの時のままではいけないが、あの時のこれがなくなっていた気がする。この野心は、なければならない。
レンタルビデオ屋でビックリ 【11月25日(金)】
2005年11月25日 最寄り駅から自宅へ帰る途中に、小さなレンタルビデオ屋がある。今の住所に引っ越してから半年以上が経つが、入ったことがなかった。それはもちろん「怪しい」からだ。
そんな「怪しい」レンタルビデオ屋に、なぜか突然気が向いて入ってみた。自動ドアを越えて1歩目は、どこにでもあるレンタルビデオ屋の風景だ。2歩目を踏むと、グラビアアイドルのビデオやVシネマ系のセクシー路線が目に入った。そして3歩目になると、早くもアダルトビデオがお目見えした。
普通、レンタルビデオ店のアダルトコーナーというのは、何かしらの仕切りで区分けされているものである。それは、見られたくない世界であり、見たくない世界であるからだ。しかし、この店ではどうも状況が違うらしい。ついでなので、そのまま店の奥まで突き進んでみた。すると、突然、間近から若い女の子の声が聞こえた。
アダルトビデオに囲まれた空間で、その声の方を見やると、何やら大きな機械が置かれていた。声の主は、ゲームセンターのゲーム機のような大きさの画面から「〜〜をダウンロードしてね」とか言っている。どうやら、エッチな画像や動画を携帯電話にダウンロードする機械のようだ……。
この業界でも、携帯電話に入れて持ち運ぶ時代になっているのか……? ちょっと理解できない感覚に戸惑いながら、店を後にした。
そんな「怪しい」レンタルビデオ屋に、なぜか突然気が向いて入ってみた。自動ドアを越えて1歩目は、どこにでもあるレンタルビデオ屋の風景だ。2歩目を踏むと、グラビアアイドルのビデオやVシネマ系のセクシー路線が目に入った。そして3歩目になると、早くもアダルトビデオがお目見えした。
普通、レンタルビデオ店のアダルトコーナーというのは、何かしらの仕切りで区分けされているものである。それは、見られたくない世界であり、見たくない世界であるからだ。しかし、この店ではどうも状況が違うらしい。ついでなので、そのまま店の奥まで突き進んでみた。すると、突然、間近から若い女の子の声が聞こえた。
アダルトビデオに囲まれた空間で、その声の方を見やると、何やら大きな機械が置かれていた。声の主は、ゲームセンターのゲーム機のような大きさの画面から「〜〜をダウンロードしてね」とか言っている。どうやら、エッチな画像や動画を携帯電話にダウンロードする機械のようだ……。
この業界でも、携帯電話に入れて持ち運ぶ時代になっているのか……? ちょっと理解できない感覚に戸惑いながら、店を後にした。
汐留経済新聞を 【11月24日(木)】
2005年11月24日 インターネットに「シブヤ経済新聞」というサイトがあるのをご存知だろうか。以前から注目していたのだが、最近では東京・六本木と、福岡・天神バージョンも新設された。六本木勤務時代は、六本木バージョンから情報を拾って楽しんでいたのだが、オフィスが汐留に引っ越して以来、この楽しみがなくなってとても残念である。
クラシコ 【11月23日(水)】
2005年11月23日 深夜に録画放送されたクラシコを見た。バルセロナのロナウジーニョがレアルのサポーターから拍手を受けるほどの活躍をしたと伝えられていた試合だ。しかし、ロナウジーニョの見事なプレーもさることながら、最も驚いたのは、ジダンがまったく無力化していることだった。いくらハイレベルな試合だといっても、ここまで何もできないことがあるものかとビックリした。
ほかに気になったのは、メッシ。素晴らしい才能を持っていることに疑いはないが、あれだけのチャンスがあって決められないところを見ると、ちょっと期待が薄まる。きっちりと得点してほしかった。
一応書いておきますが、ロナウジーニョとエトーに関しては文句のつけようがありません。以上、感想でした。
ほかに気になったのは、メッシ。素晴らしい才能を持っていることに疑いはないが、あれだけのチャンスがあって決められないところを見ると、ちょっと期待が薄まる。きっちりと得点してほしかった。
一応書いておきますが、ロナウジーニョとエトーに関しては文句のつけようがありません。以上、感想でした。
ケンタッキーに野菜を 【11月22日(火)】
2005年11月22日 学生時代、ケンタッキーフライドチキンでアルバイトをしていたことがある。そのため、ついついケンタッキーに立ち寄っては、新メニューを味わってみたりしてしまう。チキンフィレサンドにトマトとチーズが入ってしまった。まるでどこかのハンバーガーショップの“パクリ”である。僕が思うに、ケンタッキーはハンバーガーに野菜を増やすのではなく、フライドチキン用のサラダをもっと用意すべきである。
高校サッカー 【11月21日(月)】
2005年11月21日 冬の高校選手権の組み合わせが決まった。一部のサッカーファンは「将来の大物」を探すことだろう。だが、僕は違うものを探したいと思っている。
カッコイイ音楽を耳に突っ込め 【11月20日(日)】
2005年11月20日 もしかしたら、以前にも書いたことがあるかもしれない。僕は音楽がないと苦しむ人間である。「音楽好き」というほど、多くの曲を聴いているわけではなく、楽器も弾かない(小学校時代にエレクトーンを習っていたことがあるが、もはやそのレベルですら弾けない)。
最近、痛感する。カッコイイ音楽を聴いていないと、どんどんダサくなる気がする、と。
最近、痛感する。カッコイイ音楽を聴いていないと、どんどんダサくなる気がする、と。
「生協の白石さん」ではなくても 【11月19日(土)】
2005年11月19日 本屋でちらっと立ち読みしてしまった。ベストセラーの『生協の白石さん』。おそらくは人並みに、僕も面白いな、素敵だなと思った。ただ、それが本として出版されたことで、どこか彼を特別視する空気が生まれつつあるように感じられることが不満だ。だれも「生協の白石さん」になることはできないだろうが、「どこかのだれそれさん」として、周りに素敵にあればいい。みんな、よく携帯電話からメールを打っているはずだ。そんな時に、ちょっとアイデアを入れて「だれそれさん」になればいい。白石さんの言葉には、相手の反応を待っている節が見受けられる。それは、言葉をみんなで楽しもうよというメッセージじゃないのだろうか。
まあ、他人はどうでもいいや。「言葉のファンタジスタ」を標榜するだれかさんが分かっていれば。
まあ、他人はどうでもいいや。「言葉のファンタジスタ」を標榜するだれかさんが分かっていれば。
30円で必死だった頃 【11月18日(金)】
2005年11月18日コメント (2) 5円あれば、チロルチョコが買えるらしい。小銭が話題に上る度、だれからともなく聞かされた。僕はチロルチョコにさほど魅力を感じないので、5円あってもどうということはない。だが、これが30円になるど話が変わるのである。もちろん、チロルチョコを6コ買えるなどという話ではない。
今日、コンビニエンスストアでロッテの「ビックリマンチョコ」を見つけた。僕が小学校の低学年から中学年の頃、一大ブームを築いたヒット商品がリバイバルされたという。知らない人のために書いておこう。ウエハースチョコレートのお菓子であり、味もさることながら、おまけに付いているアニメキャラクターのシールが流行したのである。試しに3つほど買ってみると「シャーマンカーン」やら「サタンマリア」など、恐ろしいぐらいに懐かしい名前に遭遇した。
当時、僕らにとっては、どんなシールを持っているかがステータスだったと言っても過言ではない。当時価値の高かったものをリバイバルしているようなので、今ではきっと普通に遭遇するのだろう。だが、当時ならば「あの人は、シャーマンカーンを持っているらしい」というような具合で名が広まるぐらい価値があったものだ。なにせ、この1枚のシールが5000円とかで取り引きされてしまい、中学生などが恐喝事件を起こしたりもした。
30円あれば、ビックリマンチョコが買える! どうも、その感覚は僕の体の中に潜在しているようだと感じた、そんな1日だった。
今日、コンビニエンスストアでロッテの「ビックリマンチョコ」を見つけた。僕が小学校の低学年から中学年の頃、一大ブームを築いたヒット商品がリバイバルされたという。知らない人のために書いておこう。ウエハースチョコレートのお菓子であり、味もさることながら、おまけに付いているアニメキャラクターのシールが流行したのである。試しに3つほど買ってみると「シャーマンカーン」やら「サタンマリア」など、恐ろしいぐらいに懐かしい名前に遭遇した。
当時、僕らにとっては、どんなシールを持っているかがステータスだったと言っても過言ではない。当時価値の高かったものをリバイバルしているようなので、今ではきっと普通に遭遇するのだろう。だが、当時ならば「あの人は、シャーマンカーンを持っているらしい」というような具合で名が広まるぐらい価値があったものだ。なにせ、この1枚のシールが5000円とかで取り引きされてしまい、中学生などが恐喝事件を起こしたりもした。
30円あれば、ビックリマンチョコが買える! どうも、その感覚は僕の体の中に潜在しているようだと感じた、そんな1日だった。
腹立つわ! 【11月17日(木)】
2005年11月17日 焼肉チェーン店「牛角」のデザートである牛角アイスは、僕をファンの一人に持つメニューだ。近頃、彼らの分身がコンビニエンスストアなどでも売られている。見たことはあるが、買ったことはなかった。味わってみた。ファンの一人である僕の感想は「てめえは、だれだ」である。