最近、秋葉原の話題が多い。メイド喫茶なるものには行ったことがないが、テレビで見ているとイライラする。でも実際に行ったとして、女の子が可愛かったら、そのイライラは解決してしまうのだろうか。まあ、そんなことはどうでもいい。
 他人がいかなるファッションを好もうが、個々の勝手である。ゴスロリ(ゴシックロリータの略らしい)という格好の女の子がJR新宿駅あたりにいたとしても「すごい格好してるな」の一言で片は付くのだ。
 だが、1つだけどうしても気に入らないのが、包帯や眼帯。「ホンマに必要な状況にしたろうか」と思わなくもない。包帯や眼帯をカッコイイとかカワイイとか思う感覚は、個人の自由とは言えどもオレは受け入れられない。あれを見るといつもイライラする。
 飲料を買う先は、もっぱらコンビニエンスストアか自動販売機である。最近、コンビニエンスストアはお茶と水に媚びを売って、炭酸飲料をおざなりにしている気がしてならない。
 血は、どれぐらいの時間だけ赤く在るのだろう。黒くなるまでの間。血が赤いうちに。
 サッカーの欧州チャンピオンズリーグ本戦が始まった。世界最高峰である欧州サッカーのクラブ王者を決める戦いだ。日本時間の午前3時半、各地でキックオフの笛が鳴った(はず)。フジテレビではリヨン(フランス)vsレアル・マドリー(スペイン)を放送していた(はず)。僕は午前3時過ぎまで起きていた(はず)……。
 フランスにパリ・サンジェルマン(以下PSG)というサッカーのクラブチームがある。同国の超名門チームだ。さすがにいまだサッカー情報の浦島太郎である僕でも知っている。高校時代には名古屋グランパスエイトとの親善試合を京都の西京極で見た(どういう組み合わせでそうなったんだろう)。PSGは主力がおらず、僕のお目当てのジョルカエフももちろんいなくて、怒りまくっている名古屋のストイコビッチの印象だけが残った。ちなみに、僕の友達はPSGに有名選手が1人もおらずに同じ名前の選手が3人いることにキレていた。

 さて、そんなPSGには現在、フランス代表にも選出されているロタンという選手がいる(らしい)。この選手を「有名かな〜?」と言っただけで、僕は職場で冷たい視線を浴びせられた。

 その後、まったく別の話で、牛乳の「MEGMILK」が話題になった。僕に冷たい視線を投げかけたTさんは、MEGMILKを知らなかった。ロタンとMEGMILK、どっちが有名でしょう? 答えは、どう考えてもMEGMILKだ。しかし、元サッカー担当のSは言った。「そんなの比べてる時点でダメだよ」。

 身も蓋もない。
 Jリーグオールスター戦の出場メンバーが発表された。以前に「トヨタカップはもう死んだ」などと書いたことがあるが、このオールスター戦も半分死んでしまっているように思う。Jリーグオールスター戦と聞いて脳裏に蘇るのは、ストイコビッチとエムボマをはじめとする外国人選手のスーパープレーだ。各クラブに1人いるかいないかというスーパープレーヤーが同じチームで戦ってしまう夏の一夜は、とても魅力的だった。ところが今は、スーパープレーヤーと呼ぶほど華やかな外国人選手もいないし、日本人選抜は海の向こうにいる。文字通りの半死状態で“オール”という言葉は外した方が良いだろう。

 とは言うものの、まったく見るべきものがないわけでもない。まだ日本に「お金を払ってでも、この選手のプレーを見てみたい」と思わせる選手がいる。今回のメンバーの中では、ダントツで小笠原満男のプレーが見たい。あとは阿部のフリーキック。中山もフルに動ける状態なら見たいが、やや厳しいのではないかと思う。“Jリーグいくつかのスター”戦は、10月9日に大分総合競技場で開催される。小笠原のプレーは見たいが、旅費とチケットとなると、それだけで元を取るのは難しそうだ。「行けば良かった!」と思わせてくれるようなプレーが出たらいいなと本気で思う。オールスター戦は存在するべきだと思うし、価値のあるものであったほしいから。
 妙なタイトルを付けたからといって、怪しいことを企んでいるわけではない。なんとなく、大した努力もしないで天下を獲れると(なぜか)思っていた愚かな自分に、再考する機会を与えてみようと思っただけである。10代で素質の片鱗を見せ、24歳で天下を獲る青写真は、実現するにはちょっと青過ぎたようだ。さて、どうやって天下を獲るのか。とっとと考えて、とっとと始めよう。もう26歳だから。

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 今日はパソコンを見に行こうと思っていたのだが、体調がすぐれないので止めた。ここ数日、妙な頭痛に苦しんでいる。滅多にないことなので、珍しく自分から病院へ行ったのだが「少し喉が腫れている」だけらしい。それにしても、寝ても痛いし起きても痛い。あー、痛い。
 今月の第3週、世間の3連休とは少しズレるのだが、僕も3連休を頂く。ここ2回ほど旅の予定をキャンセルしている(それぞれ、相方のドタキャンと、天候&予定の悪条件が理由)ので、今度こそ旅に出るつもりでいる。「旅は食」ということで、今度のテーマは今年豊漁だという秋刀魚(さんま)を食べに行きたいと思う。さて、秋刀魚が美味しいところって、どこなんだろう?

<おまけ:独り言>
パソコン買わなきゃいけないし、スカパー!にも加入しなきゃいけないのに、旅に行ってお金は大丈夫なんだろうか……。
 会社帰りにコンビニに寄って雑誌を立ち読みしていた。『ヤングジャンプ』の表紙はほしのあき、『ヤングサンデー』の表紙は仲根かすみで、どっちもそれだけで買おうか迷ったが、やめておいた。その後、ふと上段の雑誌に視線をやると『Number』と『SPORTS Yeah!』が並んでいた。どちらも欧州サッカー日本人選手特集。仕事でサッカーに携わっている僕は、両方読み比べようと思い、2冊を買って部屋に帰った。

 平山や中村、稲本の記事を読む中、とてつもなく重たい記事を見つけた。ナンバーノンフィクション――その題材は、現在メキシコ2部でプレーするサッカー選手・福田健二だった。衝撃的な内容に動揺し、しばらく眠気を忘れた。内容、内容を著者に話した福田、書くことを許された著者。どれもすごいと思う。重い6ページだった。

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 まだ買っていないのだが、Dragon Ashのニューアルバムが出た。今、手元に欲しいと思う音源の1つだ。最近欲しい曲リストには、ほかに、いまだ発見できないリッチー・バレンス、真島昌利のブレイカーズ(後輩のフジイに手配リクエスト済み)、ジャミロクワイなんかがある。新しい音と、新しい風景なんかが、新しい感覚や言葉を与えてくれる。

 上司であり先輩でもあるN氏は、口癖のように「人に会いに行け」と言う。確かにそれもすごく刺激を受けることだし、大事なこと。特に僕のように人間関係に偏りのある人間ならなおさらに。でも、芸術に触れて1人でイマジネーションを膨らませるのも、僕にとってはとても大事。それがないと、自分にオリジナリティを感じることができないという部分もあったりする。

 音と景色とメシが良ければ、あんまり文句はねえなあ。あ、あとイイ女。うーん、そいつは贅沢だ。贅沢ならあんまり文句はねえなあ。に変更。
 鹿島アントラーズの鈴木隆行は、サッカーファンの中で評価が低い選手のようだ。確かにテクニックが目立つわけじゃない。スピードが目立つわけでもない。パワーが並外れているわけでもない。でも、僕にとっては、めちゃめちゃ好きな選手の一人だ。気持ちの深い所まで勝利に向けられる、どうにもならない時に何かをできる可能性を持っている選手だと思っている。3日、ガンバ大阪が鹿島を抜いて首位に立った。鹿島が再逆転するためのキーマンが小笠原満男であることに、僕も異論はない。彼が鹿島のエースである。しかし、もっと切羽詰まった時――小笠原が抑えられた時、いなくなった時、やってくれるのは鈴木のような気がする。
 だれも似ているとは思わないかもしれないけれど、僕は星野仙一とジーコには共通点があると思っている。本当に。
 外の天気も悪いので、休日ながら部屋で過ごすことにした。夜はテレビ朝日で映画『RONIN』を見た。大好きなロバート・デ・ニーロが、ジャン・レノらと共演している作品だ。感想は、ホームページのCINEMA欄で紹介する(パソコンが直ったらね)。いつものことながら、デ・ニーロは格好いいなあ。
 最近、ボクサーの亀田興毅(協栄)が注目を集めている。前回の試合は僕も現場で見たが、潜在能力を垣間見せるいい試合だった。彼は関西出身であることとその言動から、かつて日本ボクシング界に一時代を築いた辰吉丈一郎と比較される。しかし、彼よりも前に“第2の辰吉”の期待をかけられたボクサーがいたのを覚えているだろうか。

 辰吉や亀田と比べると“不良”っぽさはない。むしろ“都会派”なイメージが強い。辰吉に立ちはだかったウィラポン・ナコンルアンプロモーションという当時最強の王者(2005年4月16日に日本の長谷川穂積が判定勝ちで王座を奪うまで1998年から約8年間王座を守った)に4度挑戦した男(2度引き分け)の名は、西岡利晃。

 この日、1階級上げた西岡と元東洋太平洋王者の試合が行われ、深夜に日本テレビで放映された。僕の中で、西岡は資質があり、賢いアウトボクサーという印象があるが、階級を上げた影響もあるのか動きにキレは感じられなかった。正直に言って、これが本調子ならば世界王座奪取は相当に厳しいだろう。

 それにしても……。彼はいまだ現役である。にも関わらず、まるで「去る者は日々に疎し」とでもいった風な雰囲気が漂うのは、なぜだ。ピークを過ぎてしまったからか。ボクシングはスポーツでありながら、興行面での意味合いがあまりに強く、スターに頼る体質から抜け出せていない。世界戦じゃなくても、テレビで放映されなくても、いいボクサーはたくさんいる。しかし、世界戦で散々扇動されたにわかファンは、ボクシングの面白さを分からぬまま、離れていく。そして一瞬の機会をものにできなかったボクサーは、あっという間に影が薄くなる。どうして、こんなに報われないのだろう。

 僕は辰吉が世界を獲った試合をテレビで見た時、ボクシングに芸術性を感じた。当時中学1年生だった僕は、あれだけ至近距離で腕を振るのに避けながら打つなんて、何がどうなっているのかと思った。ボクシングの魅力は、決して豪快さだけではないと、今でも心の底から思っている。西岡のようなスピードと技術を武器とするボクサーが、どうか正当な評価を受けられる時代が来ることを願っている。そして、それを後押ししたい気持ちが、今日までの僕の道筋を作ったと言っても過言ではない。忘れられたボクサーよ、今一度輝け。

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 昨日、久々に実家へ電話をかけたら妹が出てビックリ。中国へ留学していたのだが、1カ月ほど前に帰国したのだという。まったく知らなかった。現在は就職活動中だという。

 今日、取材で御茶ノ水へ出かけたら、韓国でお世話になったM氏も来ていた。「ブログに私のことを書いたらしいじゃない」と言われてドッキリ。同泊したU氏が教えたわけでもないという。なんで知ってたのだろう。何を書いたか覚えていなかったため、ちょっとドギマギしてしまった。そう、悪いことは書いていないはずである。

 そしてついさっき、ブログを更新しようとして気がついた。このブログの携帯版のアドレスが数日前に変わっていたらしい。新しいアドレスは「http://diarynote.jp/i/27992」だそうです。今後とも宜しくお願いします。

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 欲しい物は山ほどある。あまりそういう状態には陥らないタイプだが、今は違う。画面が暗くなったまま復旧しないノートPCを買い換えたい。25型と無駄に大きく、音量が時々勝手に変わってしまうテレビを買い換えたい。CS放送に加入したい。そのためにアンテナをBS/CS兼用に買い換え、チューナーも統一したい……。

 そんなこんなで新宿のビックカメラやヨドバシカメラを見て回ったのだが、やはり欲張っては予算がいくらあっても足りない。“本当に急いで必要なもの”をもう一度よく考え直して、リスタートすることにしよう。
 六本木にある中華料理店「胡同三辛居」に貼ってあったポスターに書かれていた言葉が気になった。
「人生、食うか食わすか食われるか!」
 これ、どうやら『日本を明るくするバカ力』(中島武/著、講談社)という本のキャッチコピーらしい。オレは食い散らかす。
 まず自分が楽しまなくてはいけない。だから、自分を喜ばさなくてはいけない。しかも一生懸命に。今のオレは何をしたら喜ぶんだろうか。どんなことをすれば喜ぶんだろうか。自分が好きなことをハッキリさせたい――六本木のラーメン屋「黒兵衛」でD・スギヤマ氏(こうやって書くとハーフの芸術家みたいだな……)とメシを食いながら、ある一言をきっかけにそんなことを考えた。

 大学時代、僕は自分の好きなものを封印することにした。ボクシングやサッカー、競馬という自分の好きなジャンルから離れることを選択した。できるだけ“一般人”と同じ趣向に近付こうとした。野球も面白いと感じられるようになろうと、酒も楽しいと思えるようになろうと、カラオケも楽しいと思えるようになろうと、努力した時期があった。でも結局のところ、大して好きになることはできず、自分が好きなものとも距離を置いてしまい、手元には何もなくなってしまった。

 僕が好きなものは何だろうか。自分が求めるものの形を具現化したい。今欠けている情熱を生むものはきっと、そこにある。もうだれと趣向が重ならなくても構わない、とりあえず。まずは自分が楽しむことだ。そうじゃなければ、だれがそれを良しとしても、オレは良くないままなのだから。
 ノートPCの画面が突如真っ暗になった。軽くヤバイ。

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