後輩のフジイがヴォーカルをやっているロックバンド「Quesera Spunky Roars」が、ライバハウス渋谷・屋根裏のオーディションに合格したらしい。オレも明確な合否が出るような勝負をしないとダメな気がする。詩を書けなくなって2年ぐらいだろうか。いつになったら、オレは「詩のボクシング」のリングに向かうのだろう。文章も詩も、なんて欲張れるほど才能がないのは知っている。でも、とにかくオレが今やっていることは、何でもないんだ。オレは不合格だ。

<おまけ:宣伝>
上記ロックバンド「Quesera Spunky Roars」の公式ホームページは、こちら。
http://happy-sunny.com/quesera
 朝、帰り支度をしてホテルをチェックアウトする。タクシーで向かう先は、会見が行われるホテルだ。どうやら時間の都合で、予定されていた2つの会見は1つにドッキングさせて行うことにしたとのこと。ひとまず安心だ。しかし、取材を終えるとバスの時間までは1時間半。僕は75分をかけて、どうにかこうにか大小5本の原稿を書き上げた。そこまではいい。これをどう日本へ送信するかが問題である。写真も送らなければならない。バスに乗ってしまったら、空港に着くまで送信のチャンスはない。ホテルのビジネスセンターに行けばパソコンは置いてあるのだが、自分のノートPCをLANに繋ぐことができなければ間に合わない。「キャナイ、ユーズ……」、適当な英語で頼むと、ビジネスセンターの係りの人は、どうやら「置いてあるPCでもあなたのPCでも、使用料は変わりません」と言っているようだった。僕は時間の焦りから「金の問題じゃなくて、このPCは繋げるのかって聞いてるんだよ」という顔から「ディス、PC、OK?」というメチャクチャな英語を発してまくし立て、LAN線の獲得に成功。ものの5分ですべての原稿、写真を送り終えて無事に韓国出張の任務を終えた。

 昼過ぎ、時間どおりに空港行きのバスに乗り込んだ。記者団しか乗っていないのだが、一応ツアーガイドのような人がおり、いろいろと韓国の風習や最近の変化などを話してくれた。しかし、10人ちょっとの記者団はすでにクタクタ。半分は寝ているし、中には、まだ記事を書いている人もいる。返事や意見、質問はすべておぼろげで、車内はダルい空気に包まれていた。しかし1時間後、僕はちょっとビックリする“別の韓国”を体験することになる。

 空港に着く前に、バスはみやげ物屋に寄った。先輩記者から「空港でも同じ物が売っているし、高いから止めておいた方がいいよ」とアドバイスは受けていたが、とりあえず行ってみることにした。“別の韓国”いや“インチキ日本”といった方が適切だろうか。みやげ物屋のオバチャンたちが、ものすごいパワーで物を売りつけてくる。まずはテーブルに座らされ、勝手にキムチの試食会が始まった。「コッチハ、王様キムチネ。ソレデ、コッチハオカアサンキムチ。コッチガ4000円デ、コレガ3000円」。全部、日本語である。もはやウォンではなく、円の世界だ。先輩記者がキムチを買うと「1コシカカワナイノ?」と思わぬ攻撃を食らい、もう1人の記者の財布が巻き込まれた。ひとたび席を立てば「ノリ、オイシイヨ。カッテイカナイヒトハ、バカネ」と挑発的に韓国のりが売りつけられる。そして、あまりの商魂に負け、皆がみやげ物を買って店を後にしようとしたその時、キムチを買わされた記者が呼び止められた。「チョコレートモアルヨ」。「いい加減にしろよ、この野郎(笑)」。どうやらオバチャンたちは、全品買わせないと気が済まないらしい。20分ほどの“おかしな夢”を見た僕らは再びバスに乗り込み、空港に向かった。

 あとはもう特に書くことはない。飛行機の中では爆睡していたため、何も覚えていないのだ。成田空港の到着ロビーに出てきた時には「オレが取材で待っている人たちは、こうやって出てくるんだな〜」などと思ったが、別に大したことはなかった。久々に電車に乗り、自宅へと舞い戻った。外国は楽しいな。

<おまけ:韓国土産>
空港で「唐辛子チョコレート」を試食したが、なかなか美味かったので、会社に買って帰った。ところが、これが意外にも不評。食べた直後の取締役からは、即座に左遷が言い渡された(なんでやねん)。美味いんだけどなあ……。
 この日も一応朝早く起きたが、さすがに眠かったため二度寝。朝ご飯を抜いて昼前にカメラマンと合流し、大会会場での取材に向かった。有線LANと聞いていたものが無線LANだと分かって一騒動が起こるなど色々とあったが、日本に残っているスタッフの頑張りで仕事はどうにかなった。僕はと言えば、韓国のテレビ局から取材を受けてしまい、ベテランライターに頼んだが「お前がやれ」とのことで、SBSのインタビューを受けたりしていた。大会終了時刻がおしてしまったため、夜遅くホテルに戻ってようやく原稿を送信。その後は、ほかの記者たちとまたも焼肉へ。さすがに食べ飽きた……。明日はいよいよ帰国だが、会見が2つ予定されているという。また時間との戦いになりそうだ。この日は一日中仕事という感じで特に書くことはないかな。

<おまけ:韓国でもワン切り……>
KDDIから携帯電話を借りているのだが、韓国の業者からワン切りのコールがかかってくる。話によれば、韓国も現在は携帯電話の普及で着信音等が問題になっているとの事。昨夜訪れた繁華街も日本と変わらない光景だったし、両国の文化は似つつあるのかもしれない。
 慣れない海外で緊張しているのか、午前7時半に早くも目が覚めた。5時間ほどは寝たにしても、僕にしては目覚ましもかけずにパッと目が覚めるなんて珍しい。まずはインターネットを接続して、朝のニュースチェック。その後は、シャワーを浴びてホテルのカフェでバイキング形式の朝食だ。韓国のりとキムチでご飯を食べながら、適当におかずをつまんで終了。デザートにフルーツポンチを食べようと思い、勝手に引き出しからスプーンを出したら「ここにあるでしょ」と怒られてしまった。どうやらコーヒースプーンを使えということだった。まずは何事も聞かないといけないようだ。

 朝食後は、軽く散歩だ。今日も吐く息は白く、冷え込んでいる。最寄りのコンビニへ行った目的は、韓国スポーツ紙の購入。「TODAY’S SPORTS」という英語タイトルのものを買ってホテルに戻った(もう1紙それらしいものがあったが)。昨日の会見の模様がしっかりと載っていた(と言っても写真しか分からないが)。そのほか、ちょうど竹島問題が起きている時期なため、小泉首相が日章旗を持っているコラージュ写真などもあった。ちなみに、韓国にはスポーツ雑誌のようなものはないようだ。着いたばかりの時も空港の本屋で探したが、サッカーの雑誌が1つあっただけだった。

 さて、昼前になり仕事の時間が迫って来る。ホテルでタクシーを呼んでもらい(日本語が通じる。韓国の第1外国語は日本語?と思うぐらいに)、グランドインターコンチネンタルホテルへ。ここでようやく、最初に勉強した韓国語「ヨンスジュン チュセヨ」(領収書を下さい)を披露(笑)。「カムサハムニダ」と挨拶をして、いざホテル内へ。

 ホテルで会見取材を終えると、近くの寺院で写真撮影。これが終わった後、16時ぐらいだったか、僕は記者団を離れて、とある人に会いに行った(残念ながら女性ではない)。渡韓した際にはお会いしましょうと約束していた彼と仕事を交えた会話をした後、今度は一度ホテルへ戻って原稿を仕上げる。そして19時には記者団の会食。またも焼肉パーティーだ。ここではプルコギも食べたが、食事面は日本人に合っているのか本当に美味しい。

 そして、この日2人目との会食へ。またも焼肉を食べる(笑)。本当は、焼酎を飲みに誘ってくれたのだが、いかんせん僕は酒がまったく飲めない。肉を平らげながら、日本に留学した経験を持つ39歳の韓国人と深夜まで話し込んだ。ホテルに戻ると2時前。さすがに疲れきって眠りに就いた。

<おまけ:冷麺>
冷麺だけは日本のものの方が僕には合っているように思う。
 最寄りのローソンで店のおばちゃんに「さっき帰ってきたばかりじゃないですか?」と言われた早朝5時過ぎ、僕は始発電車に乗り込んだ。新宿から日暮里を経由して成田空港へ。よく行くコースだが、今回はその先がある。初出張で初の海外へ飛び出した。慣れない手つきで海外用携帯電話のレンタルや両替、保険契約を済ませ、高校の修学旅行以来となる飛行機に乗る。離陸したはいいが、やはり空の上は落ち着かない。とにかく眠って怖さをごまかすことにした。飛行機は嫌いだ。

 1時間半ほど眠り、着いたのは韓国・仁川国際空港。機内で渡された入国・出国申告書の記入は、裏面に「ALL BLACK LETTERS USE ENGLISH」と書かれていたが「韓国内住所」なんて欄に何を書けばいいか分からない。「SEOUL 特別市江南区静潭洞139(宿泊先のエルルイ・ホテルの住所)とごちゃ混ぜに書いておいたが何も言われなかった。意外と適当なものだ。入国審査を受ける場所では、大きなモニタが置いてあり、注意事項とサムスン社のCMが流れているが、このCMの出来の良さにちょっと驚いた。

 空港で別班を1時間ほど待ってから、プレスツアーのバスはソウル市内へ向かった。まずはチェックインといきたいところなのだが、いきなり仕事が待っているのだ。ホテルに到着すると、すでに会見が始まっている。13時頃に開始されたと思われるが、合流は15時前後。3時間ほど取材を続けると、すでに次の会見の開始時刻だ。場所を変えて再び1時間半ほど取材。新聞社の記者は締め切りにてんやわんやだ。初海外なうえ、韓国語も勉強してこなかった不届き者の僕は、他社の先輩記者の後ろにへばり付いてタクシーに乗り、雨天の中、何とかホテルにたどり着いた。韓国のホテルにはシングルという概念はないらしく、僕もダブルの部屋を一人占め。結構優雅だ。インターネットの接続に一苦労したが、これも何とか解決。急いで原稿の作成にとりかかった。

 1時間ほどで原稿を書き終え、他の記者と合流。夕食に出かけることにした。周囲はとにかく焼肉屋だらけだ。これまた先輩記者の案内を頼りに、みんなで焼肉を食べることにした。ちなみに、成田空港でハンバーガーを食べてから、ようやくありついた食事だ。焼肉と辛いキムチが旨い。ほかには辛いスープ(名前分からず)や酸っぱい海藻サラダもあった。初めて韓国ウォンを使った後で、コンビニ「ホットスパー(?)」に寄ってホテルへ戻った。テレビのチャンネルをガチャガチャと回しながら、残りの原稿を書いたり、翌日のスケジュールを調整したりして就寝。

 まあ観光に来たわけではないので、ここまで読んで「つまらない」と言うことなかれ(苦笑)。僕はプライベートなら多少のトラブルもネタにできるが、仕事には支障をきたして欲しくない臆病者なのだ。そして、もういい加減、眠りにつきたいのが本音だ(笑)。おやすみなさい。

<おまけ:はじまりはいつも雨>
韓国に来ても雨なのね……。
 いよいよ初の海外出張が翌日に迫った。が、しかし……。僕は特にこれといった用意をしていない(笑)。軽くトラベル本は読んだが、仕事に関しては変圧器とプラグの問題を解消すればOK。あとはネット環境の整備だが、最悪の場合はPC房に行けば、どうにかなるらしい。それ以外では服があれば事は足りる(プレスツアーなのでチケットなどは空港でもらえる)。パスポートと機材さえ忘れなければ、あとは野となれ山となれ、だ。23時を過ぎた頃、外で食事を取って帰宅。あとは朝の4時まで友人の電話に付き合っていた。僕は自称「その場しのぎの帝王」だ。どうにかなる。韓国語も1つだけ覚えた。「ヨンスジュン チュセヨ」(領収書を下さい)。

<おまけ:元素記号Cr>
出張前に髪を切りに行ったのだが、突然「元素記号のCrって何か分かりますか」と聞かれた(笑)。その人が言うには、中学校で学ぶ「スイヘイリイベ……」の中に含まれていたというのだが、聞いた覚えがない。帰って調べてみると「クロム」。そんなのあったっけ……。
 あなたは、自分が見た夢を覚えていますか。僕の場合は、いくつかパターンがある。1つは、何度も同じ夢を見て覚えてしまうパターン。妹が可愛がっているパンダのぬいぐるみを取り上げていじめていると、空がどんよりとして、デカくて怖い顔が現れて一喝されてビビるという内容なのだが、最近はさすがに見なくなってしまった。もう1つは、他人に話をしたことで覚えているパターン。過去には、寝言で他人に仕事を頼んだこともあるらしい。あとは、強烈なインパクトで数日は覚えているもの、起きた瞬間に喜怒哀楽だけが残っていて内容を覚えていないもの、そして起きた瞬間に忘れてしまうもの……。

 今日はまた、ちょっと変な夢を見た。僕はだれかと一緒に屋台で何かを食べていた。何やら質素な感じで、上流階級の悪口でも言っているような雰囲気だった。すると、そこに頬かむりをしたビートたけしが現れ、僕らにメシを奢ってくれるではないか。ご飯を食べ終えた僕は家に帰るのだが(今の部屋ではない。なぜか一軒家)、向かいの家の屋根に元横綱のK−1ファイター、曙がいるではないか。何か飛び降りるかどうか悩んでいるようだった(自殺ではなく、どうやって降りるか考えているようだった)。そこで、僕は「飛べ」と促した……。

 隣家の屋根からジャンプした曙は、我が家の屋根へ! 我が家はもろくも崩れ落ちてしまうのだった。そして、そこにはニンマリとした曙の笑顔……。なんだ、この夢は……。

<おまけ:オチがなくてごめんねえ>
夢は治外法権だから。
 今日は、僕が嫌いなバレンタインデーの“お返しの日”ホワイトデーである。なぜバレンタインデーが嫌いなのかというと、チョコレートがもらえないから、ではなくて、宗教的な概念から(クリスマスも嫌い)。さて、それとは無関係に、こうした「決められた日」が好きではない。こういう日は、プレゼントがしやすいから、だれでも他人にプレゼントができてしまう(誕生日とか、母の日とか、勤労感謝の日とかも同じ)。僕は「思い立ったその日が記念日」という考え方が好きだ。別に3月14日がバレンタインデーでも母の日でも勤労感謝の日でも海の日でも構わないじゃないか。

 以前、女優の大塚寧々がテレビでこんなことを言っていた(三代目魚武濱田茂夫と結婚していた当時)。濱田が同じ日に2回プレゼントをしたりすると。僕はそんな感覚がすごくかっこいいと思っている。

<おまけ:ひとこと>
オレの記念日は、オレが決める。
 横浜Fマリノスが、元フランス代表MFジダンを獲得に動いている、とスポーツ報知が報じた。僕は反対だ。ジダンに文句のつけようはない。移籍してくれれば、いつもスーパープレーが見られるし、チームも強くなる。Jリーグの注目度も上がる。でも、僕は反対だ。申し訳ないが、僕はFマリノスで山瀬功治のプレーが見たいのだ。ジダンが加入なんてことになれば、ベンチかほかのポジションに追いやられてしまう。僕は山瀬が見たい。まあ、獲得実現には至らない公算が高いとは思うのだが……。

 ちなみに、同紙によると、イタリアの強豪ユベントスのネドヴェドも獲得候補に入っているという。ネドヴェドをサイドで使うなら、OKだ。田中隼磨が今のレベルを超越してくれなければ。

<おまけ:つぶやき>
「変化を恐れては進化できない」という言葉を信じて生きるようになってから、何か人間としてとても大事なものを忘れている気がしてならない。
 Jリーグ第2節、横浜Fマリノスがセレッソ大阪に3−2で競り勝った。Fマリノスの得点はすべて、モンテディオ山形から移籍してきたFW大島秀夫が記録。一気にハットトリックを達成した。

 2月のゼロックススーパー杯東京ヴェルディ1969戦や9日のAFC山東魯能戦を見る限り、これといって目立つところはなかったのだが、見ていない試合で爆発したようだ。長身で動きの柔らかいプレーをするが、AFCでは相手に先制を許すまで空中戦をまったく競り勝てなかったし、正直なところ「Fマリノスでやっていくのは辛いな」と思っていたのだが……。

 この日はフォーメーションも普段の3−5−2から3−6−1に変更して臨んだとのこと。岡田武史監督はFマリノスの公式サイト上で「大島は、そろそろ点を取るだろうと思ってはいたが、まさか3点とは思わなかった。周りが彼の特長をもっとわかってくれば、まだまだ点が取れるだろう。期待しています」とコメントしているが、僕はまだ彼がどのように3点も取ったのか想像することができない(各メディア等で得点シーンの描写を見ても)。

 大島ハットトリックのトリックは、どこにあるのか。今後の試合で注目したい。

<おまけ:食あたり>
一昨日の早朝、何の予兆もなしにいきなり気分が悪くなり、嘔吐してしまった。その日は後から全体的に具合も悪くなったので風邪をひいたのかと思ったが、どうも今日の状態からすると食あたりのようだ。腹が壊れた楽器のように妙な音を立てて僕を怖がらせています。
 どうやら風邪は大丈夫のようだ。一晩ぐっすり寝て随分と楽になった。しかし、前日の早朝にいきなり嘔吐したため、食事が怖い。そして、それよりも嘔吐してから何も食べていないのに腹が減らないことが怖い。無理にでも食べようと、今日は夕方にお粥と、夜にオムライスを食べた。何か腹の調子はまだよくないのだが、動けるようになったのでだいぶ楽だ。それにしても「オレは健康には気を使っている」なんて、こんなに頻繁に弱っていては健康管理の持論も説得力がない。早く治さねば。

<おまけ:病気を治す時は……>
食って寝りゃあ治る(はず)。
 早朝、ふと目が覚めると異様に気分が悪い。お酒を飲んだわけでもないのに、嘔吐してしまった。その後は少しからだがダルい程度だったが、夕方辺りからまたしんどくなってしまった。またも風邪をひいたらしい。どれだけ軟弱になっているんだ、オレの体は……。

<おまけ:怖いので……>
ウーロン茶とポカリスエットを飲むだけで食事ができません……。
 いい加減に引越しをしなければいけないのだが、なかなか手がつかない。そんな状態にも関わらず、今日は横浜の三ツ沢球技場へ出かけてしまった。応援しているサッカーチーム、横浜Fマリノスの試合があったからだ。

 普段、Fマリノスは「日産スタジアム」(2月までは「横浜国際総合競技場」)をホームスタジアムとしている。最大7万人という日本一の集客力を誇るのだが、いかんせん総合競技場のため、スタンドからピッチまでが遠くて見辛い欠点がある(陸上用トラックを挟むため)。それに比べて三ツ沢球技場は、その名のとおりの作り。このスタジアムで応援しているチームの試合を見られるというのは、非常に嬉しいものだ。まるで、知人のチームを応援に来たかのように、選手の声も生で聞こえ、臨場感に溢れている。

 今日はAFCチャンピオンズリーグの山東魯能戦。現在、欧州でもUEFAチャンピオンズリーグが行われているが、そのアジア版だ。大事な初戦だが、Fマリノスは久保竜彦、アン・ジョンファン、坂田大輔、山瀬功治、アデマールと主力攻撃陣が負傷欠場中。この日は圧倒的に試合を支配しながら得点できず、1失点に敗れた。

「あー、もう、何をしてんねん……」。見ていてイライラする内容だった。それにしても、平日にJリーグではない試合(相手の中国のチームについて知っている人は、ほとんどいないだろう)に来る客は、ファン気質が高くて面白い。僕はFマリノス“サポーター”が好きではないので、ゴール裏ではなくメインスタンドから観戦したが、様々な声が飛ぶ。右隣のオヤジは「全然弱いじゃねえか。サッカーになってねえよ、奥(大介)なんかヘロヘロじゃねえか。何していいか分かってねえぞ」とバカにしながら観戦。対照的に左隣のオバチャンは「そうそう、そうよ、そうよ、やだもう、ドゥトラまであんなシュート打っちゃうんだからあ〜、もう」と、どんなシーンにも感想を述べ、途切れることがない。そして右斜め後方からは審判に対して「おいー! おまけせえよ、ホームやぞ!」の連発と、よく見える手前サイドでの相手のスローイングやフリーキックに対して「おい、もっと後ろやろ〜」といちいち突っ込みが飛ばされた。

 選手が近くに感じられて、スタジアムに一体感があると、負けていてもちょっと楽しくなる。三ツ沢球技場でのサッカー観戦は本当に面白い。行くだけの価値がある。引越しの準備が終わっていないけど……。

<おまけ:トラウマ?>
三ツ沢球技場から横浜駅まで歩くと、ある店の前でいつも余計なことを思い出してしまう。3月のある雪の日、女性であるにも関わらず「クイーン」ではなく「キング」と呼ばれる人間に出会ったのだ(そのほか、今でも大事な友達数人も一緒に)。……。この話は、いずれまた……。
 ライフカードのCMをご覧になっただろうか。オダギリジョー君が、社内抗争の狭間に置かれているという設定なのだが、急進派の猫田氏から「オレと天下を取ろう」と持ちかけられるシーンがある。これを見ていて思った。まず僕はこういうセリフを言われないだろうな、と(笑)。理由? 知る人が知ればいい。

<おまけ:天下取りは不倶戴天>
後輩のサトウ、フジイの言葉を借りるなら「ロックスターは2人も要らねえ」
 お笑い芸人「ダウンタウン」の松本人志が以前、テレビでやっていた「一人ごっつ」をご存知だろうか。大学生の頃、あれを真似てお題をいくつか作成し、知り合いの面白い奴らにメールで回し、回答集を再び回すという、特に利益の上がらない作業をしていた。参加者にはそれなりに好評だった。そんなくだらない頭の回し方を、今回ある仕事で生かすことができた。質問を無視して答えて来る相手への質問文。相手側に立ち、ボケやすい質問を作り出せた。まあ、インタビューにしては随分唐突な質問ではあったが、この際面白いと言ってもらえればOKだ!

<おまけ:僕の仕事を知らない人へ>
何の話だかわからなくて、ごめんなさい。
 中学生の頃に聴いていた曲を2つほど探している。1つは、B’zの「だからその手を離して」の英語バージョン。もう1つは、TMNの「GET WILD」の英語バージョン。後者はシングルで存在するはず。

 僕は、中学時代だけは、流行歌を追っていた。ただ、その中でも「他人とは違うもの」探しはしていたわけで、レンタルショップのシングルコーナーを隅から隅まで探したりしていた。あと、今でもそうだがアルバムに収録されていてシングルカットされていない名曲も(存在として)好きである。

 隠れているものを探し出すのは、面倒くさいが楽しい。魚の頭の部分から食べられる身を見つけるようなもんだ。

<おまけ:あ……>
もしかして、今日はオヤジの誕生日だったかもしれない。
 コンビニのサラダは、曲者だ。いつだって、別売ドレッシングを買うのを忘れてしまう。雨が降った日に、降り止んだと同時に傘を置き忘れて来るぐらい、当たり前に買い忘れてしまう。「中華でもごまでも何でもいいから付けておいてくれればいいのに……」と、負け犬はいつも遠吠えするのだ。しかし、オフィスに醤油とドレッシングを揃えてしまうのも、どこかためらいがある。うーむ……。コンビニのサラダは曲者だ。

<おまけ:付け忘れ>
サラダのドレッシングをしっかり買っても、コンビニの店員が杏仁豆腐用のスプーンを入れ忘れていたりするから、世の中は厄介である。
 森永製菓から販売されているチョコレート菓子「小枝」が好きだった。過去形だ。最近は、やたら巨大化してしまい、ほとんどグリコのポッキーと同じである。これのどこが“小枝”なのかと思ってしまう。昔のパッケージと昔の大きさと、昔の味がいい。好きなものが好まざる方向へ進むことは、あまりにも悲しいことだ。

<おまけ:ドンパッチ>
そう言えば、ドンパッチはまだ駄菓子屋で売られているのだろうか。子供の時、口の中で爆弾が爆発したのかと思ったほど、衝撃的だったが……。
 アイススケートの安藤美姫(すごいネーミングだなあ)が出演している、任天堂のCMが好きだ。リンクにパックマンが現れて、安藤が食べられそうになって逃げるやつ。可愛い。

 もう1つ。キリンビバレッジの「上海冷茶」のCMも好きだ。なんだかよく分からないけど、大地真央が生き生きしてて、見ていて楽しい。

<おまけ:なんとなく思うこと>
オレはもっと生き生きした顔をしていなければいけないのでは。
 深夜、TBS系列の番組『魂のワンスプーン』を見た。以前に海賊モノの映画を見ると、ついつい見続けてしまうという話を書いたことがあるが、料理番組も同じような傾向がある。大して自分でやるわけでもないが、料理には興味がある。ただ、この番組は“創作”の部分が強すぎて、僕はかつて人気を誇ったフジテレビ系列の『料理の鉄人』の方が好き。まあ、両番組に加えてよみうりテレビ系列の『どっちの料理ショー』も、普段食べられない食材が次から次へと出てくるので、本当はもうちょっと庶民的なものをやってくれないかなあという気持ちはあるのだけれど。まあ、とは言っても、テレビ朝日系列の『愛のエプロン』は、ちょっと怖くて見ていられないし……。そんなわけで、フジテレビ系列の『郁恵・井森のお料理Ban! Ban!』をお薦めして終わることにしよう。

<おまけ:食事のマナー>
いろいろ小難しいこともある食事のマナーだが、さすがにどうにかならないのかというやつがたまにいる。今日も新宿の天ぷら屋「つな八」で昼ご飯を食べたのだが、昼間から酒を飲んだのか大声で爆笑したりして、挙句の果てには下ネタまで喋ったりしている輩がいた。結構静かな店なのだが、まるっきり自分たちが“浮いている”ことに気付いていないようだった。さすがに文句を言おうかと思ったが、こらえた。今度会ったら、後ろからビール瓶で頭を殴ってやりたい気分だ。メシは楽しく食べたいものだ。

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